「セブ島旅行の日程が、よりによって雨季に当たってしまった…」
「アイランドホッピングを予約したいけど、中止になったらお金はどうなるの?」
雨季(6月〜11月)のセブ旅行が決まった方から、毎年必ずいただく質問です。
先に結論をお伝えします。当社の過去3年間の実績では、雨季でも催行率は93〜96%。30日に28日以上は予定通り海に出ています。
中止になるのは、月に2日程度です。
ただし、「なぜ雨でも催行できるのか」「残りの数%はどんなときに中止になるのか」「中止になったらどうなるのか」を知っておくと、安心度がまったく違います。
この記事では、毎日催行判断をしている現地ツアー会社として、実データを添えて正直にお答えします。
【結論】雨季の催行率は93〜96%。当社の月別実データを公開
まずはデータをご覧ください。当社の過去3年間の「催行可能日数÷月の日数」を月別に集計したものです。

| 月 | 催行率 | シーズン | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 97% | 乾季 | |
| 2月 | 97% | 乾季 | |
| 3月 | 99% | 乾季 | 年間で最も安定 |
| 4月 | 97% | 乾季 | |
| 5月 | 96% | 乾季 | |
| 6月 | 93% | 雨季 | |
| 7月 | 95% | 雨季 | |
| 8月 | 96% | 雨季 | 乾季と同水準 |
| 9月 | 95% | 雨季 | 台風接近が最も多い時期 |
| 10月 | 93% | 雨季 | 2025年は大型台風直撃の影響(後述) |
| 11月 | 95% | 雨季 | |
| 12月 | 96% | 乾季 |
※集計条件:当社催行のアイランドホッピングツアー全便。「中止」はコーストガード(沿岸警備隊)の出航禁止等により当日催行できなかった日を指します。
数字をまとめると、こうなります。
- 乾季(12〜5月)の平均催行率:97%
- 雨季(6〜11月)の平均催行率:94.5%
- 年間平均:95.75%
つまり、乾季と雨季の差はわずか2ポイント。「雨季=中止だらけ」というイメージとは、かなり違うのではないでしょうか。
10月が93%に下がっている理由(正直に書きます)
表の中で目を引くのが10月の93%だと思います。実はこれ、平年並みの数字ではありません。
昨年2025年10月に「10年に一度」クラスの大型台風がセブを直撃し、その後数日間中止となったことが響いています。
台風が来なければ、10月も他の雨季の月と同水準です。
こうしたイレギュラーも含めて数字をそのまま公開するのが、毎日海に出ている会社の責任だと考えています。
そもそもセブの「雨季」は、日本の梅雨とはまったく違う
「雨季」と聞くと、日本の梅雨のようにシトシトと一日中降り続く天気を想像しませんか?セブの雨季は違います。
セブの雨季の典型的な1日はこうです。
- 朝〜昼:晴れ。青空が広がり、海はきれいなエメラルドグリーン
- 午後〜夕方:スコールが数分〜数十分、ザッと降って止む
- 夜:降ったり止んだり
つまり、「雨季=1日の中に雨の時間帯がある季節」であって、「雨の日が続く季節」ではないのです。
だからこそ、午前中に海に出るアイランドホッピングは雨季でも高い確率で催行できます。
ツアーが中止になるのは、どんなとき?
「雨が降ったら中止」と思っている方が多いのですが、実は違います。
中止を決めるのは天気ではなく「コーストガードの出航許可」
セブのボートツアーは、フィリピンのコーストガード(沿岸警備隊)が出す出航許可がなければ海に出られません。そしてコーストガードが見ているのは、雨ではなく風と波です。
当社の過去の中止理由も、そのほとんどが低気圧や台風の接近にともなう高波によるものでした。逆に言えば—
- 小雨・曇り・スコール程度では中止になりません(雨でも波が穏やかなら出航許可は出ます)
- 中止になるのは、低気圧・台風で海が荒れているとき
「雨予報だから中止かも」と心配する必要はない、ということです。
マクタン沖はセブ島とボホール島に挟まれた内海で、もともと波が立ちにくい海域であることも、催行率の高さを支えています。
中止はいつ決まる?連絡はいつ来る?
台風の進路がはっきりしている場合は前日までに、それ以外は当日朝のコーストガードの判断を受けて決まるのが一般的です。
当社では、中止の可能性が出た時点でお客様に事前にご連絡し、当日朝に最終確定をお伝えしています。「港まで行ったのに突然中止と言われる」ことはありませんのでご安心ください。
中止・欠航になったらどうなる?(振替・返金)
万一中止になった場合、日本人向けツアー会社の対応は大きく2パターンです。
- 別日への無料振替(滞在中に予備日があれば)
- 全額返金(振替できない場合)
予約前に、各社のキャンセル規定で「天候中止の場合」の扱いを必ず確認してください。
当社の場合は【別日への振替、またはお客様の負担なしでのキャンセル】です。
お客様都合のキャンセルと天候中止は別物なので、そこを混同した規定の会社には注意が必要です。
旅程の組み方のコツ:アイランドホッピングは「初日〜中日」に入れる
これは毎日ツアーを催行している立場からの、実務的なアドバイスです。
アイランドホッピングを旅行の最終日に入れないでください。
最終日に中止になると、振替のしようがなく返金一択になってしまいます。旅程の初日か2日目に入れておけば、万一中止でも滞在中の別日に振り替えられる余地が残ります。
最終日は、天気が崩れても楽しめるモール巡りやお土産の購入がおすすめです。
雨季の旅行では、この予備日の有無が満足度を大きく左右します。
雨季にアイランドホッピングを楽しむ3つのコツ

コツ1:朝出発のツアーを選ぶ
前述の通り、雨季のスコールは午後に集中します。
朝8〜10時に出発するツアーなら、スコールが来る前の一番きれいな時間帯に海を満喫できます。当社の雨季のツアーが朝出発を基本にしているのは、このためです。
コツ2:予約が柔軟な会社を選ぶ
天気が読みにくい雨季こそ、「前日予約OK」「天候中止時の振替無料」の会社を選んでください。
天気予報を見ながら直前に決められる柔軟さは、雨季には料金以上の価値があります。
コツ3:雨季ならではのメリットも知っておく
正直に言うと、雨季には雨季の良さがあります。
- 島が空いている:乾季のピークと比べて観光客が少なく、ナルスアン島の桟橋で写真の順番待ちがほぼありません
- 航空券とホテルが安い:旅行全体の予算をぐっと抑えられます
- 海の透明度は大きくは変わらない:シュノーケリングポイントの水中は、雨の影響をほとんど受けません(詳しくは後述のFAQで)
「雨季だから妥協の旅行」ではなく、「空いていてお得な狙い目シーズン」と捉えている リピーターの方も少なくありません。
【月別】雨季の海コンディションカレンダー
雨季の6ヶ月を、現地スタッフの体感も添えて1ヶ月ずつ解説します。
6月(催行率93%)
雨季の始まり。天気が変わりやすく、スコールの頻度が上がり始めます。とはいえ晴れ間は十分。観光客が減り始めるので、島は空き始めます。
7月(催行率95%)
雨季らしい「午前晴れ・午後スコール」のリズムが安定。日本の夏休み前で、島はゆったり。朝出発なら快適に楽しめます。
8月(催行率96%)
数字上は乾季と変わらない当たり月。日本のお盆休みと重なるため、日本人旅行者には一番現実的な雨季の狙い目です。
9月(催行率95%)
台風の接近が年間で最も多い時期。催行率自体は高いものの、台風の進路次第で数日単位の影響が出ることがあります。旅程に予備日を必ず確保してください。
10月(催行率93%)
昨年は大型台風直撃で数日連続中止となり数字を下げましたが、台風さえ来なければ他の月と変わりません。9月同様、予備日の確保と直前の進路チェックを。
11月(催行率95%)
雨季の出口。天候は徐々に安定に向かい、12月からのハイシーズン前の静かな時期。空いている島を楽しむラストチャンスです。
よくある質問(FAQ)
まとめ:雨季のアイランドホッピングは「予約してOK」
最後に要点をまとめます。
- 当社実績で雨季の催行率は93〜96%(乾季との差はわずか2ポイント)
- セブの雨季はスコール型。雨ではなく風と波が中止の基準で、小雨・曇りでは中止になりません
- 朝出発ツアーを選び、旅程の初日〜中日に入れるのが雨季の鉄則
- 9〜10月だけは台風の進路に注意し、予備日を確保する
- 空いていて旅費も安い雨季は、実は狙い目のシーズン
当社は雨季も毎朝、海況を見て催行判断をしています。「自分の旅行日程の週、海はどうですか?」といったご質問には、LINEで直近の海況を踏まえてお答えできますので、不安な方はお気軽にご相談ください。












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