セブ島にもたくさんのラーメン屋がありますが、ついに三ツ矢堂製麺が2018年10月オープンしました。
日本の有名なラーメンチェーン店がセブ島に出来るのは、今回が初めてではないでしょうか。
三ツ矢堂製麺と言えばゆず風味のつけ麺が有名のお店で、日本でも食べたことがある方もいるかと思います。公式サイトを見ると、関東を中心に出店していますね。
すでにマニラには4店舗出店していて、今回のセブ島を入れてフィリピンでは5店舗目の出店となります。
三ツ矢堂製麺の場所(セブ島マボロ地区)
セブ島のマボロ、ボニファシオ・ディストリクト(Bonifacio District)という商業施設のなかにオープンしました。
隣には同じく日本でもおなじみのココイチカレーやUCCもあります。セブ島では一番美味しい韓国料理店とも言われるKAYAもここにあります。
三ツ矢堂製麺の外観・店内
こちらが外観。ガラス張りで中の様子がよく見えます。
製麺室もあります。麺もここで手作り、自家製麺です。撮影した時は作っていませんでしたが、外からも麺を作る過程が見られるようになっています。
ラーメン屋としては広く、50人ぐらい座れます。
店内には三ツ矢堂製麺所の看板!
店内は昭和をイメージしたポスターや飾りがあります。
こんな飾りも。でも昭和のイメージ、フィリピン人に伝わるのでしょうか(笑)
店内入口にはどんぶり3種類が飾ってありました。オープン初日だからかもしれませんが。
左からラージサイズ、レギュラーサイズ、スモールサイズです。スモールサイズはかなり小さいですね。日本の普通のどんぶりは、ラージとレギュラーの中間ぐらいでしょうか。
三ツ矢堂製麺のメニュー・料理
三ツ矢堂製麺の3つの矢!
つけ麺の食べ方を英語で説明しています。優勝軒でもつけ麺はありますが、セブ島ではメジャーな食べ物ではないもので、食べ方を知らないフィリピン人も多いと思います。
ここでも書いてある通り、つけ麺の麺はCOLDとHOTから選べます。そういえば日本の三ツ矢堂製麺では、冷や盛りの温度も何種類か選べますが、さすがにそれは出来ないようですね。
2023年メニューと料金が新しくなりましたので、最新のものをご紹介します。以前より1割ほど値上げしたようです。
※2024年末、下記の写真からさらに値上げされました。だいたい20%ほど値上げされています。
ゆずつけ麺:320ペソ→420ペソ
全盛りマル得つけめん 470ペソ→570ペソ
豚骨醤油ラーメン 330ペソ→430ペソ
まずこちらが看板メニューのゆず風味つけめん。ゆず風味だけでも種類がたくさんあります。
- 全盛りマル得つけめん 470ペソ
- 味玉つけめん 370ペソ
- ダブルチーズつけめん 420ペソ
- ゆずつけめん 320ペソ
- たっぷり野菜つけめん 370ペソ
- 濃厚チーズソースつけめん 400ペソ
麺の量は、以前はSMALL(200g)、REGULAR(300g)、LARGE(450g)から選べました。
新メニューでは、REGULAR(300g)、LARGE(450g)、EXTRA LARGE(600g)となりました。
またメニュー表の価格に加え、全品サービス料5%がかかります。
- 辛し味噌つけめん 380ペソ
- 辛しつけめん 350ペソ
- 四川坦々つけめん 390ペソ
- 味噌つけめん 350ペソ
つけ麺だけでも種類が多いですね。トッピングも可能です。
- 特製豚骨醤油ラーメン 480ペソ
- 豚骨四川坦々麺 410ペソ
- 味玉豚骨醤油ラーメン 380ペソ
- 豚骨醤油ラーメン 330ペソ
- 豚骨チャーシューラーメン 480ペソ
- 辛し豚骨醤油ラーメン 360ペソ
- 豚骨味噌バターコーンラーメン 380ペソ
- 辛し豚骨味噌バターコーンラーメン 410ペソ
種類が多いですね!鶏ガラの普通の醤油ラーメンもあります。
- 鶏ガラチャーシューラーメン 480ペソ
- 鶏ガラ特製醤油ラーメン 480ペソ
- 辛し鶏ガラ醤油ラーメン 360ペソ
- 鶏ガラ醤油ラーメン 330ペソ
- 三ツ矢堂まぜそば 330ペソ
- タンタン麻婆まぜそば 330ペソ
まぜそばもあります。以前は冷やし中華がありましたがなくなってしまったみたいです。
- スパイシーツナ 260ペソ
- 海老天ぷら 360ペソ
- チャーシュー皿 260ペソ
- 鶏から揚げ 210ペソ
- 餃子 210ペソ
- ワンタン皿 210ペソ
- 海老天ぷら丼 320ペソ
- 黒胡椒チキン丼 320ペソ
- ソースカツ丼 320ペソ
- 牛丼 320ペソ
- チャーハン 190ペソ
- ライス 50ペソ
サイドメニュー充実しています。餃子ももちろんあります。枝豆、唐揚げ、天ぷらまで。カツ丼、牛丼などの丼物もあります。
- カリフォルニアロール 260ペソ
- 海老天ぷらロール 280ペソ
- スパイシーツナロール 260ペソ
- 三ツ矢堂サンデー 180ペソ
- 炭焼コーヒーゼリー 120ペソ
無料の麦茶。冷たいのと温かいのから選べます。
フィリピン人に麦茶はあまり受けが良くないので、お水を頼んでいるお客さんが多かったですね。
注文したのは、味玉つけめんラージサイズ 470ペソ+50ペソ(ラージ)
食べた感想は、完全に日本と同じ味!
セブ島で今まで一番評判が良く行列が出来ている優勝軒でも、日本の味とはだいぶ違うなと思っていましたが、三ツ矢堂製麺は完全に同じレベルの味ですね。美味しいです。
麺はちゃんとコシがあります。小麦の風味が良いですねー。優勝軒の麺はコシがなくてふにゃふにゃなので。スープもいいですね。ネギ、ナルト、メンマ、角切りのチャーシューが入っています。肉の味がしっかりして食べ応えがあります。玉子もしっかり味がしみています。
と思っていたのですが、2023年に新メニューになってから味が変わったのか、ほぼ醤油味のみでかなりしょっぱいスープになっています。具も以前より寂しいです。
そして、スープが熱く無いです。ただしお願いすると電子レンジで温めてくれます。
また食べ終わったら、日本のつけ麺屋さんと同じようにお願いするとスープ割りもしてもらえます。
豚骨醤油ラーメン 430ペソ+50ペソ(ラージ)
こちらもラージサイズなので、麺の量は350g。男性にはちょうど良いぐらいの量です。
つけ麺と違いちょっとイマイチかな、、、と。スープにコクというか旨味が足りないです。麺は美味しいです。
チャーシューは香ばしくて適度に脂もあり柔らかくて美味しいです。ネギは少し辛いですね。
豚骨特製醤油ラーメン 580ペソです。
麺は、ツルツルのストレート麺。スープはやっぱり旨味があまりないのがちょっと残念。。
デリバリー(Grab)
2024年時点では、Grabアプリを使ってデリバリーを頼むこともできます。
お店にあるほぼ全メニューが注文でき、トッピング、麺の量、麺を冷たくするか温かくするかも選べます。
麺の量は、デフォルトのまま以外にLarge(+40ペソ)とExtra Large(+80ペソ)が選べます。上の写真は「味玉つけめん」のExtra Largeで、正確な量はわかりませんがお店のラージサイズより明らかに多いです。
Grabでは、味玉つけめんのノーマルが407ペソ、ラージサイズが447ペソです。ここに配達料が距離に応じてかかりますので、お店よりは高くなります。
「全盛りマル得つけめん」だと、スープと麺にこちらのトッピングが付きます。茹で野菜、チャーシュー、味玉、海苔。
「ゆずまぜそば」のLargeです。
こちらは残念ながら味が薄くて、あまり味がしませんでした。もしかしたらノーマルとLargeでタレの量が一緒なんでしょうか。。
つけ麺だと時間が経っていても麺に水をかければほぐれますが、まぜそばは麺が温かいのでほぐれません。
三ツ矢堂製麺のまとめ
想像以上に美味しかったです!あえて言うと、スープがもう少し熱々だと嬉しかったです。でもつけ麺は、途中でスープの温め直しをお願いしたら電子レンジで温めてくれます。
味はやっとセブ島にもここまでのレベルのラーメン屋が来たか、と言う感じです。
ただし2024年現在では、以前ほどの味ではなくなっている気もします。そして価格もかなり上がってしまいました。
しかしスタッフの方がみんな笑顔で、気配りも素晴らしい!日本食レストランや5つ星ホテル以上の気配りです。運営している会社はフィリピン企業だそうですが、完全に日本人経営のお店の接客を超えていますね。
AnzasやECC、Stargateなどの語学学校に留学中の生徒さんは是非行ってみたらいかがでしょうか。サロッサホテルや、キャッスルピークホテルからも近いので、観光客の方でラーメンが食べたいという方にもおすすめです。
店名:三ツ矢堂製麺(Mitsuyado Sei-Men)
電話:(032) 344 8548
予算:400〜700ペソ(1人)
クレジットカード:対応
デリバリー:Grab
Facebook:Mitsuyado Sei-men Ph
営業時間:
月曜 11:00-23:00
火曜 11:00-23:00
水曜 11:00-23:00
木曜 11:00-23:00
金曜 11:00-23:00
土曜 11:00-23:00
日曜 11:00-23:00
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