フィリピンセブ島の通貨・両替・チップなどお金について

フィリピンセブ島の通貨・両替・チップなどお金について

フィリピンセブ島で使われているフィリピンペソ、また両替事情、さらにはチップについて解説します。

この記事を読んでいただければ、セブ島のお金に関する基本的なことはわかると思います。

ぜひ、セブ島旅行や留学の参考にしてください。

目次

フィリピンセブ島の通貨

フィリピンでは、「フィリピンペソ(Peso、PHP)」という通貨が使われています。

2024年12月時点では、1ペソ=約2.7円。1万円両替するとだいたい3,700ペソとなります。

なお、1ペソ未満の補助通貨として「センタボ」という硬貨もあります。ただしほとんど流通していないので、気にしなくて大丈夫です。

お札

フィリピンペソ
お札は6種類あります。

  • 1,000ペソ
  • 500ペソ
  • 200ペソ
  • 100ペソ
  • 50ペソ
  • 20ペソ

2020年から、20ペソ札は硬貨に移行しつつあります。

硬貨

  • 20ペソ
  • 10ペソ
  • 5ペソ
  • 1ペソ
  • 25センタボ
  • 10センタボ
  • 5センタボ
  • 1センタボ

1ペソ=100センタボです。

セブ島でフィリピンペソを手に入れる方法

方法レート
(1万円両替時の例)
メリットデメリット
両替所での両替⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
3,400〜3,900ペソ
・高レートの両替所がある・レートは両替所により様々
ATMでカードキャッシング⭐︎⭐︎⭐︎
3,700ペソ
・どのATMでもレートは共通
・比較的レートは良い
・ATM手数料が別途かかる
・キャッシング上限がある
・ATM操作は英語
・海外キャッシングの事前申込が必要
海外送金(Wise)⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
3,700ペソ
・レートが良い・受け取りの現地口座が必要
・Wiseへの事前登録が必要
・送金に若干時間がかかる

両替所での両替

セブ島アヤラモールの両替所Core Pacific

両替所は次のような場所にあります。

  • 日本の空港
  • セブ島の空港
  • セブ島の街中(路面店)
  • セブ島のショッピングモール
  • ホテルのフロントで両替
場所レート
(1万円両替時の例)
メリットデメリット
日本の空港⭐︎
3,100ペソ
入国前にペソに両替できるレートが悪い
セブ島の空港⭐︎⭐︎⭐︎
3,600ペソ
到着時に24時間両替できるモールに比べて若干レートが悪い
街中(路面店)⭐︎⭐︎⭐︎
3,500ペソ
24時間営業の店が多いまれにレートが極端に悪い店がある
ショッピングモール⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
3,700ペソ
高レートで安心して両替できる営業時間が短い
ホテルのフロント⭐︎⭐︎
3,400ペソ
宿泊先で両替できるので楽レートが悪い

結論としては、到着時に空港で1、2万円、さらに必要な分をショッピングモールや街中の両替所で両替するのが良いと思います。

またフィリピンペソが余ってしまった場合には、フィリピンペソから日本円への両替も可能です。ただし、ほとんどの両替所で1万円単位になると思います。

ATMでカードキャッシング

セブ島のATMでカードキャッシング

海外キャッシングに対応しているクレジットカードをお持ちの方は、ATMマシーンでフィリピンペソを引き出すことができます。

ATMマシーンは、空港、ショッピングモール、銀行、また大きなホテルに設置してあります。一部、海外発行のカードには非対応のマシーンもありますが、空港や大きなホテルに設置してあるマシーンであればまず対応しています。

マシーンにもよりますが、一度に1〜2万ペソを引き出すことができます。引き出し時に、金額に関わらず1回200〜250ペソ程度が手数料として引かれます。

操作はすべて英語になります。また、まれにATMのトラブル(カードが戻ってこない、操作が完了したのにお金が出てこない)といったこともあります。心配な方は、すぐスタッフを呼べる銀行内のATMを使うと良いと思います。

その他

長期滞在予定の留学生や移住者向けとなりますが、海外送金という方法もあります。

一番のおすすめはWiseという会社です。流れとしては

  • Wiseのアカウントを作る
  • 日本の銀行口座からWiseに入金する
  • 現地の換金ショップ、または現地銀行口座(お持ちの方)で引き出しする

となります。

▶︎Wise

セブ島での両替

セブ島の両替所の様子をご紹介します。

注意点として、写真付きの身分証の提示を求められるが両替所が一部あります。

空港の両替所

セブ・マクタン空港の両替所
国際線ターミナル出口の両替所

セブ・マクタン空港には国内線、国際線ターミナルともに両替所があり、24時間営業しています。

国際線で到着時は、入国手付きが終わりターミナル建物を出る直前に写真の両替所があります。一回外に出てしまうと、再び中には入れませんので気をつけてください。(国際線出発ターミナル内にもあります)

モール内の両替所

セブ島アヤラモールの両替所Drop By

旅行でセブ島にいらした方には、お近くのモール内にある両替所をおすすめします。

理由としては、モール内なので安心できるし、比較的レートが良いことが挙げられます。ただし、SMモールなど一部のショッピングモールはあまりレートがよくありません。

最もレートの良い両替所

セブ島の両替所Alco Credit Foreign Exchange
セブ島で最もレートの良い両替所が、Alco Credit Foreign Exchangeです。

ほぼ為替レートに近いです。レートの良いと言われるアヤラモールの両替所と比べても、1万円両替してだいたい300ペソは違います。

この両替所は一般のお客さんでも両替できますが、路面店の両替所などもここで両替しています。そのため、待つことも多いです。両替の際、身分証は必要ありません。

また、この周辺はあまり治安が良い場所ではないため、少額であればモールで替えたほうが楽で安全と言えます。

▶︎Google マップ

セブ島のチップ事情

基本的にフィリピンにはチップの習慣はありません

ただ、いくつかの場面ではチップを渡すことが一般的なところもあるのでご紹介します。

マッサージ・スパ・ヘアサロン・ネイルサロン


マッサージやヘアサロンでは、チップを渡すことがフィリピン人同士でも一般的です。

渡し方は、マッサージでしたら施術後に飲み物を出してくれるので飲み終わったカップに置くか、または直接セラピストに渡してもOKです。ヘアサロンやネイルサロンは、施術後に直接手渡します。

  • 1時間のマッサージ(1,000ペソ以内):50〜100ペソ
  • 1時間のマッサージ(1,000ペソ以上):100ペソ〜
  • ヘアサロン(500ペソ以内):50〜100ペソ
  • ネイルサロン(1,000ペソ以内):50〜100ペソ

タクシー

セブ島のタクシー

お支払いのお釣りで、コイン程度は貰わない人が多いです。もちろんコインまでしっかり貰っても問題はありません。

  • お釣り:〜20ペソ

ホテル

セブ島Big Hotelのロビー

基本的には、ホテルでチップは必要ありません。

あくまで気持ちなので、ルームクリーニングやまた特別お願い事をした際は、チップを渡すと喜んでくれるでしょう。

  • ルームクリーニング:50〜100ペソ
  • 特別にリクエストした際:50〜100ペソ

セブ島のお金に関するよくある質問

セブ島でクレジットカードは使えますか?

空港、ホテル、ショッピングモール、食料品スーパー、大きなレストランでは使えるところが多いです。個人営業の売店や小さなレストランでは使えないことが多いです。また、VisaやMastercardのみ対応しているお店が多く、JCBやアメックスは対応していないお店が多いです。

セブ島旅行でペソが余ってしまいましたが、どうすれば良いですか?

またフィリピンに来る予定がないのであれば、使い切ってしまう、両替所で日本円への再両替することになります。

セブ島では高額紙幣が使いずらいってどういうことですか?

タクシー、小さな商店、レストランで、100ペソ弱の支払いで、高額紙幣(500ペソ、1000ペソ)を出すと嫌がれれることがあります。特にタクシーだとお釣りがないと言われることが多いです。理由としては、フィリピン全体で小額紙幣の流通が不足しているためです。
そのため、食料品スーパーや大きなレストラン等では1,000ペソ札を使い、常に小額紙幣を持っておくことをおすすめします。

まとめ

フィリピンセブ島のお金にまつわることについて、ご紹介しました。

最近ではクレジットカード対応のお店も増えてきており、それ以上にGCashという電子マネーも一般的になっています。(GCashはアカウント作成や入金などの手間があるので、今回は省略いたしました。)

セブ島旅行や留学の参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

セブ島のアイランドホッピング「ベスト・オブ・セブ・アイランドホッピング」です。アイランドホッピング情報はもちろん、セブ島の観光・アクティビティ・レストラン情報を発信しています!

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