【セブ島留学体験談:サウスピークオリジナル校】TOEICの学習法を提案してくれた

セブ島留学をされた方の口コミ体験談をご紹介します。

目次

留学先の学校・留学時期・期間

  • 留学された方:20代・女性
  • 学校名:サウスピーク・オリジナル校
  • 留学時期:2019年1月-2019年4月
  • 留学期間:4ヶ月

セブ島留学するまで

将来英語を使った仕事をしたかったので、高校生の頃から日本国内で英会話を習っていました。けれど、なかなか思うようには身につかず「このままでは希望の職種に就くことはできないのではないか」と焦っていました。

仕事を一旦辞めるタイミングがあったことと、これまで貯めてきたお金がある程度まとまった額になったことがきっかけで、思い切って語学留学することに決めました。

語学留学をすれば効率よく英語を身につけることができると考えたからです。

他の国よりも留学費用が安かったという理由で、留学先はセブ島に決めました。学校選びはネットでおこないました。

サウスピークにはアクティビティなどが一切なく、本気で英語を勉強したい人に向けてのカリキュラムが組まれているという点に惹かれ選択しました。

ただ、サウスピークには日本人の学生しかいないということだったので、正直その点は「周りが日本人だらけで英語が身につくのだろうか」と不安でした。

費用は総額で50万円ほどでした(飛行機代往復やワクチン接種などは含まず)。

学校(施設・国籍・生徒層・立地・周辺環境)について

私が滞在したオリジナル校舎は、思っていたよりも清潔でした。

ベッドシーツや洋服のクリーニングはもちろん、部屋の中の掃除も清掃スタッフの方々が定期的におこなってくださるのでとても快適に過ごすことができました。

ただ、これは仕方がないとも思うのですが、何回か学食で虫を見かけました。プールやジムはありましたが、生徒で使っている人はあまり見かけませんでした。

生徒は全員日本人で、大学生~社会人まで年齢はさまざまでした。平均すると20代半ばくらいの生徒が多かったと思いますが、定年退職後に留学をしに来ている方や30代、40代の方などもいらっしゃいました。

予想はしていましたが、門限や校則はある程度厳しかったです。門限は23時で、もしも23時までに学校の中にいなければ玄関が施錠されてしまうというシステムでした。

校則もなかなか厳しく、基本的には一日に10時間以上の勉強(自習を含む)をすることが求められました。

学校(授業・自習・宿題)について

基本的には先生と生徒のマンツーマンで授業をおこないます。

生徒はTOEICのスコアごとにレベル分けされており、レベルが上がれば3人~5人程度でおこなわれるグループレッスンにも参加することができました。

授業内容はさまざまですが、発音矯正のクラスや英文法を基礎からやり直すクラス、スピーキングに特化したクラスやビジネス英語に特化したクラスなどを自分の目的に合わせてある程度セレクトすることができました。

ただし、担当の先生はランダムで決まることになっており、自分で選ぶことはできませんでした。

先生によっては実力にばらつきがあり、スキルの高い先生に当たれば問題ないのですが、スキルの低い先生に当たると間違った英文法や発音を教えられることも多々ありました。

すべてのレッスンには復習と予習が不可欠となっているため、生徒は私も含めて四六時中自習をしていました。

ものすごく大変だったわりには、私は思っていたより英語力が伸びませんでした。

学校(宿泊施設・食事・学校周辺環境)について

オリジナル校舎にはある程度広い学食があり、日曜日と祝日以外は三食そこで食べることができました。味は好みがあるとは思いますが、私を含めて大抵の生徒が「美味しくない」と言っていました。

特に白米が口に合わない生徒が多かったので、長期で留学をされる方は日本からふりかけやインスタント味噌汁なんかを持って行くと良いと思います。

部屋にはキッチンがついていないので自炊はできません。学食に飽きたり日曜日だったりした場合には、友達と一緒に近くのレストランなどで食事をしていました。

また、レストランなどに行くのが面倒な時は歩いて行くことができるスーパーでカップラーメンなどを買ってきて部屋で食べていました。

部屋のタイプはさまざまでしたが、私は3人部屋を選びました。

私の部屋は二段ベッドが置かれており、それぞれのベッドがカーテンで仕切られている感じでした。デスクはひとりに付き一台あったので、自習をする分には問題ありませんでした。

土日のセブ島アクティビティ・観光について

サウスピークにはアクティビティなどは一切ありませんでしたので、アクティビティや観光はまったくしていません。

ただ、週末には友達と一緒にアヤラモールやSMシーサイドシティモール、SMシティモールなどに行ってショッピングや食事などを楽しみました。

特に楽しかったのが、SMシーサイドシティモールでのショッピングです。

サウスピークからはタクシーを使えば確か30分程度でアクセスできる、とても大きなショッピングモールでした。歩いているだけで良い運動になるような巨大なモールで、友達と一緒にブラブラと歩き回るのが息抜きでした。

レストランがたくさん入っているのでセブ島ならではの料理を楽しんだり、日本ではなかなか出会えないようなリーズナブルな雑貨や洋服を買ったりもしました。

特に美味しかったのが、「Bacolod Chk-n-BBQ House」というレストランです。フィリピンならではのジューシーな鶏料理を食べることができました。

セブ島留学の感想・検討している方へメッセージ

実践的な英語力を身につけるためにセブ島へ留学しましたが、正直なところちょっと期待外れでした。

サウスピークは、TOEICのスコアをただ単純にアップさせたいという方や発音矯正をしたいという方にはおすすめできます。けれど、実践的な英語スキルを身につけたいということであれば、ほかの語学学校を選ぶのがおすすめです。

というのも、サウスピークは日本人が経営しており、学習法も日本型の「詰め込み教育」という感じだからです。勉強時間は平均10時間…そのうちの大半は、ひとりで黙々とおこなう「自習」です。

そうなってくると、「これは日本でもできることなのではないか?」という疑問が生まれました。

ただ、TOEICスコアをアップさせる学習法を提案してくれるという点では良い学校だとも思います。

また、発音矯正のクラスは先生によってはかなりスパルタではありますが、セブ島留学ではないと体験できないとも思います。私が次に留学するなら、生徒が日本人ばかりではない学校を選びます。

セブ島留学についてはこちらの記事をどうぞ
▶︎【セブ島留学とは】学校の選び方と10の特徴をお教えします

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この記事を書いた人

ゲストライターによる寄稿記事です。主に体験談(アイランドホッピング、セブ島旅行、セブ島留学)を寄稿していただいております。

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