セブ島留学をされた方の口コミ体験談をご紹介します。
留学先の学校・留学時期・期間
- 留学された方:30代・女性
- 学校名:ECCセブ校
- 留学時期:2019年
- 留学期間:6ヶ月
セブ島留学するまで
以前から地元の英会話スクールでは発話の練習をしに、週1で通っていました。学生の頃から英語が好きでしたが、なかなか話すレベルが上がらず悩んでいました。
学生時代、留学経験はなく、社会人になってからも英会話スクールで先生と話すたび留学してみたいと強く思うようになりました。そこで思い切って留学を決意することにし、いろいろな国を見ました。
私が候補に挙げたのはセブ島とフィジーです。両者を比較すると価格や立地などは互角でとても迷いました。最終的にセブ島を選んだ理由は、2つあります。
1つは、語学学校もフィジーより多く、日本資本の学校も多いことです。またもう1つは、旅行者も多いので休日に出かけられる観光地と日々の生活で役立つ都市の発展もセブ島の方が魅力的でした。
▶︎【セブ島観光完全ガイド】旅行者必見!基本情報からオススメ観光地
通った学校はECCセブ校です。なぜECCを選んだかというと、宿舎が全室一人部屋であったことです。また、アヤラモールやSMモールにも近い立地で、6ヶ月の長期留学にはとてもいい環境でした。
学校(施設・国籍・生徒層・立地・周辺環境)について
ECCセブ校ではインターンの方を含む日本人スタッフが5人もいました。救護室もあり、緊急用のケータイを日本人スタッフが24時間所持していただいていたため、困ったときの安心感は常にありました。
宿舎は、ランドリーマシンが4台ありコインランドリーに行く必要もなく、とても快適でした。立地も、プライベートエリアにあるため、ニワトリや犬の鳴き声がうるさいセブ島の中でも静かで勉強に集中できる環境でした。
生徒の国籍は日本でもECCに通われている方が多く、90%以上が日本人です。私が通っている期間中に中国人の方も法人留学で来ていましたが、マナーがいい生徒が多くとても良かったです。
門限は社会人が平日22時まで、休日23時までです。暗くなるのも早く、街頭が少ないため学校は門限や校則が厳しい方だと思います。
ただタクシーも多く拾えるマボロエリアに学校・宿舎が位置しているので、門限ギリギリでも十分安全です。また、宿舎には17時から翌日8時まで警備員さんが常駐しています。
学校(授業・自習・宿題)について
授業は1:1のマンツーマン授業が4コマ、レベル分けを事前に日本でされた集団でのグループレッスンが4コマの計8コマが実施されます。1レッスンは50分でレッスンと次のレッスンの合間に10分間の休憩があります。
それぞれのレッスンでは単語の宿題や、スピーキング・ライティング、毎週金曜日にはクリフエッジというプレゼンテーション発表があり、その課題が毎日あります。宿題をしてきていなくても厳しいペナルティなどはありません。でも、だいたいみんな実施しています。
講師たちがプロフェッショナルで、節度を持って接してくれます。日本法人の研修をみっちり受けた講師たちなので、いわゆるフィリピンノリではありません。でもよく褒めてくれ有意義なレッスンです。
おかげさまで留学前と比較し、公式TOEICのスコアが700点台から800点台まで100点以上アップすることができました。ちなみに、セブ島でもTOEICを受験できます。
学校(宿泊施設・食事・学校周辺環境)について
学校では朝ごはんと昼ごはんがついています。校舎と同じビル内に食事施設があり、毎日メニューが変わります。基本的に日本食です。味噌汁や緑茶は毎日出ます。
ただ、私の留学期間中に、おそらくその店のお茶を飲んだスタッフ4名・学生2名が嘔吐・下痢・発熱などが続く病気になっているのを見ました。その時学校は原因がどこからか断定できないからと公式な対応はしておらず、病院に連れて行って快方するのをひたすら待つという状態が続いていました。
それ以降、その食堂には行かず、近くのケンタッキーやジョリビー、バーガーキングに行かれる学生もいたので、万が一口に合わない食事が出ても近くに食べられるファストフード店はたくさんあります。
宿舎の近くにはボニファシオといった商業施設もあり、ココイチのカレーや、つけ麺(三ツ矢堂製麺)を食べられます。スーパーもあるのでフルーツなども手に入ります。ちゃんとしたレストランはモールにしかありませんので、タクシーやバスを利用して行く人が多かったです。
土日のセブ島アクティビティ・観光について
休日にボランティアに参加しました。
学校の掲示板に募集があったスラム墓地に行って、そこの子どもたちと遊んだり、ご飯を作ってあげたり、家の人にどのような家庭環境かなどを聞けるアクティビティーでした。
同時期に留学に来ていた年齢の近い人と一緒に団体へメールで申し込みをし、すぐに団体の代表の方から当日の案内が送られて来ました。参加費は一人500ペソだったと思います。他にも様々な団体が実施していますが、基本的にこのくらいの価格設定のようです。
当日は、団体の方の案内で現地までいき、スラム街の子どもたちを絵を書いたり歌を歌ったり、ダンスをしたり、折り紙を教えたりして遊びました。セブ市内から車で30分程度のところなのに全く違う世界が広がっていたのでとても驚きました。
マリンアクティビティや観光では、決して見ること・体験することのできない経験だったので、留学中に行かれるのをオススメしたいです。活動中はとても暑いので、水分補給だけは確実に実施したいです。
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セブ島留学の感想・検討している方へメッセージ
セブ島留学はとても格安で、日本からも4時間と近いので、おすすめします。学校も韓国資本や日本資本と様々です。目的にあった(何のスキルを伸ばしたいのかなど)学校を選択されることを一番にオススメします。
また、学校によって学生の年齢層も様々です。ECCはシニアの方もキッズの方も多くおられました。キッズはとても元気なので、自分が疲れている時や、集中したい時などは少し疎ましく感じるかもしれません。学生層も学習に大きく影響します。
学校の食事もとにかく大事です。ECCの場合は日本食で、味噌汁や日本米を提供してくれましたので、口に合うものが多かったです。韓国資本の学校はキムチなど辛いものが多いと聞いたことがあります。
もし、また留学する機会があればセブ島留学を考えます。
なぜなら、フィリピン独特の雰囲気や講師の発音・知識の高さがとても魅力的で、ネイティブ圏で何か活動する前の腕慣らし・実力付けにはとてもいい環境だからです。
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