東京からセブ島へ行くのにはどうすれば良いのでしょうか?
2023年12月現在、3社が直行便を運航しています。
この記事では直行便を運航している3社の比較、また経由便を利用する場合の注意点、航空券の購入方法などをご紹介します。
東京(成田)からセブ島に直行便で行く
東京とセブ島を就航している3社をご紹介します。全てフィリピンの航空会社で、日系の航空会社は就航していません。
3社とも成田発着で、羽田からの直行便はありません。飛行時間は4時間半ほどです。
3社が直行便を運航
航空会社 | 往復価格 | 成田→セブ | セブ→成田 | 成田空港 | 機材 | 機内食 | 預け荷物 | ビジネスクラス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フィリピン航空 | 5〜10万円 | 毎日 14:40→19:10 (PR433) | 毎日 08:15→13:40 (PR434) | 第2ターミナル | A321等 | あり | 23kg×2個(エコノミー) | あり |
セブパシフィック航空 | 3〜8万円 | 毎日 08:55→13:30 (5J5063) | 毎日 18:30→22:25 (5J5062) | 第2ターミナル | A320等 | オプション | オプション | なし |
フィリピン・エアアジア | 3〜8万円 | 水金日 20:00→23:55 (Z29181) | 水金日 13:25→19:00 (Z29180) | 第3ターミナル | A320等 | オプション | オプション | オプション |
フィリピン航空のみが機内サービスなどを提供するフルキャリアの航空会社で、その他2社はLCCです。
2024年7月31日から、ユナイテッド航空が成田-セブ島間の直行便の運航を始めます。
フィリピン航空
フィリピン航空は、LCCとは異なり機内食や預け荷物枠なども全て提供するフルキャリアの航空会社ですが、日本-セブ島路線の座席は充実しているとは言い難いです。
写真のように、JALやANAの国際線では当たり前のシートモニターはありません。枕や毛布の提供はあります。
機内食の提供はあり、エコノミークラスでは写真のような内容です。ドリンクはソフトドリンク、アルコール類があります。
また、フィリピン航空はANAと提携しているため、フィリピン航空利用時にANAのマイルを貯めることができます。反対に、ANAのマイルでフィリピン航空の特典航空券を取得することもできます。
- 5J5063 成田発14:40 セブ着19:10 毎日
- 5J5062 セブ発08:15 成田着13:40 毎日
セブパシフィック航空
2023年5月1日より、セブパシフィック航空がコロナ禍以降運航を見合わせていた成田-セブ間の運航を再開しました。
- 5J5063 成田発08:55 セブ着13:30 毎日
- 5J5062 セブ発18:30 成田着22:25 毎日
LCCなので、機内サービスは全てオプションとなります。軽食やドリンクは機内でも購入できますが、枕や毛布はオプションでもありません。
また座席は、フィリピン航空のものと違い前後の幅はさらに狭く、ヘッドレストがないので頭の位置を固定できず疲れやすいです。
フィリピン・エアアジア
2023年7月1日より、フィリピン・エアアジアが成田-セブ間に新規就航します。
使用機材は、A320でフィリピン航空やセブ・パシフィック航空とほぼ同じものです。座席は左右3席、通路は中央1列の並びになると思われます。
- Z29181 成田発20:00 セブ着23:55 水金日
- Z29180 セブ発13:25 成田着19:00 水金日
東京(成田・羽田)からセブ島に経由便で行く
東京(成田・羽田)→マニラ→セブ島
航空会社 | 羽田⇔マニラ | 成田⇔マニラ | マニラ⇔セブ島 | マニラ空港ターミナル |
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フィリピン航空 | 2便/毎日 | 2便/毎日 | 約10便/毎日 | 国際線:1 国内線:2 |
セブ・パシフィック航空 | なし | 2便/毎日 | 約10便/毎日 | 3 |
エアアジア・フィリピン | なし | 1便/毎日 | 約5便/毎日 | 2 |
JAL | 1便/毎日 | 約2便/毎日 | なし | 1 |
ANA | 1便/毎日 | 1便/毎日 | なし(フィリピン航空とのコードシェア便あり) | 3 |
ジェットスター・ジャパン | なし | 4便/週 | なし | 3 |
マニラ空港はターミナルが4つあるので、乗り継ぎの場合は注意が必要です。
セブ・パシフィック航空やANAでの乗り継ぎの場合は、同じターミナル3内なので大きな問題にはなりませんが、フィリピン航空(6月16日から)、JALでマニラまで来る場合はターミナル間の移動が必要になります。
ターミナル間の移動方法としては、15分おきに無料のシャトルバスがあります。移動時間は、1時間ほどみておいた方が良いです。
また、東京からマニラ、マニラからセブ島を別々の航空会社にした場合は注意点があります。
仮に東京-マニラ便が遅れて、マニラ-セブ便に搭乗できない場合でも航空会社による補償はありませんので、十分な乗り継ぎ時間を考慮する必要があります。
その他の行き方
その他経由便での行き方は、主に次の方法があります。
- 東京→仁川→セブ島
- 東京→香港→セブ島
- 東京→台北→セブ島
仁川経由でLCCを使うと、直行便より安いこともあります。また、東京(羽田・成田)から仁川までの便は豊富です。
東京からセブ島の航空券の買い方
航空会社HPで購入
航空会社HPから航空券を購入することが可能です。
セブパシフィック航空のHPでは、決済時に日本のクレジットカードを入力するとエラーが出てしまうことがあります。その場合はPaypalを通して決済することで、支払い可能です。
→フィリピン航空
→セブパシフィック航空
→エアアジア・フィリピン
スカイスキャナーで購入
スカイスキャナー(Skyscanner)というWebサイトでは、フィリピン航空・セブパシフィック航空・エアアジア・フィリピンの直行便3社に加え経由便も入れて、旅程と料金を検索・比較して航空券を購入することが可能です。
セブ島の空港について
セブ島のマクタン空港は2つのターミナルがあります。
- ターミナル1:国内線発着・到着
- ターミナル2:国際線発着・到着
と、とてもわかりやすいです。
そのため日本からの直行便であれば航空会社に限らずターミナル2、マニラ経由であればターミナル1となります。
ターミナル1とターミナル2間は、バスも運航していますが、歩いても5分弱の距離です。
東京からセブ島への行き方のよくある質問
東京からセブ島への行き方のまとめ
東京からセブ島への行き方、そして航空券の購入方法をご紹介しました。
おすすめはやはり直行便です。限られた旅行期間の中で移動時間を最短にできるので、現地で遊べる時間が最も長くなります。
セブ島留学の方や時間に余裕がある方は経由便を調べてみると、直行便より安い航空券が見つかるかもしれません。
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