
今話題のセブ島留学。セブ島は観光地だけでなく、留学先としてもとても人気の場所です。
今回は「セブ島留学とは何か」をテーマに、セブ島留学の経験者の方に書いて頂きました。
「どうやって自分に合う学校を探せば良いか」、「どうやって情報収拾すれば間違いないか」について詳しく書いて頂いたので、よろしければお読みください。この記事を参考に、自分に合う語学学校の選び方を知ってもらえれば幸いです!
セブ島留学とは
セブ島留学とは、「フィリピンセブ島にある英語学校へ留学すること」です。従来からある欧米留学とは違う、新しい留学方法です。
日系と韓国系の学校で9割を占める
フィリピンでも特にセブ島では、日系と韓国系の学校で9割を占めます。
日系だと日本人100%、日本人が少ない学校でも50%はいます。一方韓国系だと、日本人100%ということはなく、韓国人や台湾人など、比較的多国籍で大型の学校が多いです。
日系の学校:3D ACADEMY、AHGS、Brilliant Cebu、CAEA、CEA、CROSS×ROAD、First Class、First English、Genius English、Howdy、HLCA、IDEA ACADEMIA、IDEA CEBU、KEA、Kredo、桐原セブプレミアム校、MeRISE、NexSeed、NILS、サウスピーク、SMEAG Capital、SMEAG Classic、SMEAG Sparta、STARGATE、TARGET、QQ English ITパーク校、QQ English シーフロント校、ZA English Academy、ZEN English
韓国系の学校:C2 Ubec、CDU ESL、CELLA Premium、CEBU STUDY、CELLA Uni、CG、CIJ Premium、Cebu Blue Ocean、CIA、CPI、CPILS、English Fella1、English Fella2、ELSA、EV Academy、Philinter、I.BREEZE、IMS アヤラキャンパス、IMS バニラッドセンター
その他:Winning English School
場所はセブ市内とマクタン島がある
セブ島留学と言っても、大きくセブ市内とマクタン島の2箇所に分かれます。
8割近くの学校はセブ市内にあります。メリットとしては立地の良さ。ショッピングモールやレストランが多いので、生活に困ることはありません。ITパークのようなビジネス街ある学校もあります。(QQ English ITパーク校、Nils、Kredo、HLCAなど)
一方マクタン島にも少ないですが、学校があります。ただ海沿いにある学校は本当に少なく、QQ Englishシーフロント校やCebu Blue Oceanなど。
また一般に、日系の学校は治安が良く、立地も良い場所にあることが多いです。韓国系は、平日は生徒が外出しないことが前提なので少し田舎にありますが、その代わり学校内にジムやプールも完備していることが多いです。
どんな人がセブ島留学するの?
メインは20代の大学生と、30代の社会人
セブ島留学に留学する人は20代、30代の人が多いです。
社会人の方だと、転職の合間や1,2週間の休みが取れる方はその間に留学されます。男女比で言うとほぼ同じ。学校によって「若い方が多い」「女性が多い」という学校もあるので、気になる方は学校に問い合わせみると良いと思います。
2,3月や8,9月は、大学生や高校生など学生さんが多くなります。
親子留学やキッズ、シニアも増えている
最近では60歳以上のシニアの方や親子で留学される方が増えています。シニアプランや親子留学プランがある学校も多いです。
Kredo Kidsのような赤ちゃんから親子で留学できる専門校もあります。一般の学校でも親子での留学は可能ですし、高校生なら1人で留学できる学校もあります。
また最近では60歳以上の方のも増えています。シニア専門校というのはありませんが、少人数のホテル宿泊の学校だと、生徒の年齢層は高めとなります。
セブ島留学の流れ
①インターネットで情報収拾
↓
②学校に問い合わせ・申し込み
↓
③留学準備・振込
↓
④出発
これが一般的な流れとなります。
インターネットでの情報収拾には色々なサイトがあります。
・学校公式サイト
・留学情報サイト(セブ島留学マナビジン、など)
・留学エージェントサイト(セブ島留学センター、など)
なるべくいろんなサイトで情報を見比べてみることをおすすめします。よくある例として、学校公式サイトや留学エージェントサイトでは「プロが撮った写真ぽく、きれいで良さそう」でも、他のサイトでは「そうでもなかったり・・」ということも。
せっかくの留学なので、気になる学校をいくつかに絞ったら色々見比べてみるのが良いです。Instagramで学校を検索してみるのも良いと思います。学校のリアルな雰囲気がよくわかります。
申し込み時期ですが、GWやお盆などの繁忙期に留学を希望する場合には3ヶ月以上前にはした方が良いです。どこの学校も直前では空きがないそうです。
大学生の休みと被らない時期は比較的空いてますので、学校に空きさえあれば数日前の申し込みでも留学可能です。
また振込の時期は学校によって異なるようです。申し込み後すぐの振込が必要だったり、留学前でよかったり、違います。キャンセル規定なども確認した後、お振込の時期は考えれば良いと思います。
セブ島留学10の特徴
特徴1:マンツーマン授業
欧米の語学学校は先生1人に対し、生徒は10名以上の講義型の授業が一般的です。しかし、セブ島の語学学校は先生と1対1のマンツーマン授業が基本です。すべてマンツーマン授業だけの学校や、コースを選択できるところもあれば、グループ授業との組み合わせとなっている学校もあります。
マンツーマン授業は、いわば家庭教師。グループ授業とは密度が違うので、劇的に英語力を伸ばすことができます。
いろんな意見はありますが、セブ島留学で一番伸ばすべき能力は、スピーキング能力です。もし文法や単語力を上げるのが目的なら、セブ島留学しないで日本で勉強した方が効率的です。
スピーキング能力は、先生の話をいくら聞いていても伸びません。自分が英語を話す時間をどれだけ増やすことができるかにつきます。
そういう意味でも、マンツーマン授業の時間数がセブ島留学の成功の秘訣といっても過言でありません。
特徴2:学校・宿泊施設・食事が一体
セブ島には多くの学校がありますが、多くの学校は宿泊施設に学生寮を持っているか、またはホテルやコンドミニアムの1室を借り上げています。
欧米の学校のように、宿泊先は自分で探さないといけないということはありません。学校への入学申し込みと一緒に宿泊先も決めることができます。
さらには、学生寮があるタイプの学校では3食の食事付きです。そういった学校は比較的規模の大きな多国籍な学校なので、食事のメニューも豊富で飽きません。ホテルタイプの学校では、朝食のみということが多いです。
宿泊施設を重視するなら日系の学校から選ぶのが早いです。学生寮以外にも、ホテルやコンドミニアム寮など、宿泊施設に力を入れています。韓国系の学校は、1人部屋もありますが、相部屋の学生寮がメインとなります。
特徴3:費用が安い
欧米留学と比べると、セブ島留学はだいたい1/3ぐらいの費用で済むと言われています。セブ島留学がマンツーマン授業メインなことも考えるとむしろもっと安いです。
学校への支払いは、1週間の留学なら5-10万円、1ヶ月なら15-35万円ぐらいです。
宿泊施設が学生寮の相部屋かホテルか、授業が全てマンツーマンかグループ授業が含まれるか、などによって料金は変わってきます。
また現地の物価も安いですし、セブ島への航空券もそこまで高くありません。直行便も成田・関空・名古屋の3都市からあります。
特徴4:1週間から留学可能
セブ島留学は1週間の短期間でも留学可能です。一部最低2週間からの学校もありますが、ほとんどの学校は1週間単位で好きなだけ留学できます。
どこの学校でも基本は日曜日入寮、土曜日退寮で、授業は月曜日から金曜日の5日間です。学校によっては、週の途中でも受け入れしてくれるところもあるようなので、問い合わせてみてください。
もちろん1ヶ月、中には半年近く留学する方もいます。
特徴5:学校の選択肢が豊富
現在セブ島には100近い語学学校があります。日常英会話のコースはもちろん、プログラミングや医療英語を学べるコース、0円留学など専門性の高い学校も増えています。
また、宿泊施設もコンドミニアムやラグジュアリーなホテルに泊まれる学校もあり、休暇を兼ねて留学に来る方や、親子での留学に来る方まで、いろいろな方に対応しています。
特徴6:1年中暖かい温暖な気候
セブ島は1年中暖かい温暖な気候です。年間の平均気温は29度。1番気温が低い月で28度、高い月でも31度と年間を通して同じ気温です。
同じフィリピンでも北部のマニラとは違って、台風が来ることはほとんどありません。年間に1つ来るかどうかなので、実は東京より少ないです。
極端に暑すぎることはなく、勉強にも集中できる環境です。
特徴7:世界でも有数の海
セブ島と言えば、もちろん海です!世界でも有数のリゾート地で、アイランドホッピングやダイビングなどでセブ島のキレイな海を楽しむことができます。セブ島では1年中海に入ることができます。
平日は勉強、土日はアクティビティを楽しむことができるというのもセブ島留学ならではです。ベスト・オブ・セブ・アイランドホッピングでも格安のアイランドホッピングをご提供しておりますので、ぜひご利用ください。
特徴8:フィリピン第2の都市
セブはフィリピン第2の都市と言われます。1位はもちろんマニラ。都会であるということは、留学生活を送る上でメリットです。レストランやショッピングモール、もしもの場合の医療も充実していますので、安心して留学生活を送ることができます。
セブ島はマニラに比べると小さな都市ですが、コンパクトにまとまっているため、移動もしやすいです。マニラに比べて治安も良いことで知られています。
特徴9:事前のビザ取得は不要
これはセブ島留学に限らずフィリピン留学全般として言えることですが、セブ島留学するにあたり事前のビザ取得は必要ありません。日本国籍の方は30日まではビザが不要です。パスポートだけあればOKです。
セブ島の語学学校に入学して勉強するのには、SSP(特別就学許可証)というのが必要となりますが、これはセブ島到着後に学校が代理で申請してくれます。そのため、留学生の方は費用を払うのみです。これがだいたい1万3000円ぐらい。
30日以上滞在する方は延長ビザの取得が必要となります。これも全て学校が代理でやってくれます。
特徴10:フィリピンは日本から最も行きやすい英語公用語の国
フィリピンは英語が公用語の国です。
セブ島では英語以外にビサヤ語という現地の言葉もあるのですが、もちろん英語も通じます。日本から直行便で約4時間の最も近い英語が公用語の国です。
セブ島留学した方の口コミ体験談
留学としては格安ですし、お互いに第二言語としての英語なので、欧米人の話す英語よりも日本人には聞き取りやすいように感じ、初心者には気軽に試せるのがメリットだと思いました。空き時間には少し観光もできましたし、タクシー移動して治安には気はつけていたので、危険に感じることも少なかったです。
子供にとってもいい経験になりました。気軽な体験としてはおすすめです。
今年になってから半年間留学しましたが、比較的安くで留学できたのが魅力的でした。毎日ボキャブラリーテストがあったり、門限があったりとややスパルタでしたが、そのおかげで英語力を伸ばすことができました。日本人が経営している語学学校なので、安心して通うことができました。
セブ島で知り合った外国人の友人とは今でも交流しており、留学してとても良かったと感じています。
セブ島留学の最大のメリットは、格安でマンツーマン授業を受けられるという点です。またフィリピンの方は皆、日本人・日本が大好きなので助けて貰える場面も多く、住みやすかったです。
デメリットといえば、先生方は日本人生徒に慣れている為、日本人の発音を汲み取って貰えやすくなかなか発音が矯正されにくい事です。
なぜセブ島留学をしようかと思ったのか問う言うとズバリ価格です。EV English Academyは価格が2週間で21万円とてごろな価格で1500坪の校舎にトレーニングルームやカフェテリア、自習室が完備されており快適な学習環境でした。
しかし、留学に行っただけでは語学力は向上しないので、行く前の事前の勉強に加え、授業後の復習なども欠かせないと思います。
デメリットととしては、自分のいた学校は日本人が多く、どうしても日本人同士で集まってしまうと海外にいながら日本語で話してしまうことが多いことです。
セブ島は観光地としても有名なため、勉強の息抜きに週末などショッピングや綺麗な海で泳ぐことが出来たのが思い出深いです。英語初心者にとって、特にこの環境は最適と感じます。
セブ島留学のまとめ
セブ島留学のメリットと言えば、ズバリ
「世界で最も安く1対1のレッスンが受けられる留学法」です。
またセブ島は世界でも有数のリゾート地でもあるので、土日にはセブ島の海を満喫することができます。
ぜひセブ島留学に来て、平日は英語、週末はアイランドホッピングでセブ島の海を楽しんでもらいたいと思います。