「次の休みは、どこか近場の海外リゾートでのんびりしたいな…」
そんなふうに考えているなら、日本から直行便で約5時間、時差もわずか1時間のフィリピン・セブ島が最高の選択肢です。
3泊4日の日程でも、美しい海と活気ある街の両方を満喫できるのがセブ島の魅力。
この記事では、旅行の準備から具体的なモデルコース、リアルな費用感まで、あなたのセブ島旅行を完璧にサポートする情報を凝縮しました。
この記事を読めば、セブ島3泊4日の旅行計画に関するすべての疑問が解決するはずです。
セブ島3泊4日は、個人手配?それとも旅行会社のツアー?
航空券とホテルを予約する方法は、大きく分けて「個人手配」と「パッケージツアー」の2つ。
どちらが良いかは、あなたの旅のスタイルや経験によって異なります。
パッケージツアーのメリット・デメリット
- メリット: 航空券、ホテル、空港送迎がセットになっており、予約が一度で済むため非常に楽です。特に初めてセブ島へ行く方や、面倒な手続きを避けたい方には安心感が大きいでしょう。トラブル時のサポートが期待できる点も魅力です。
- デメリット: 行動がある程度制限され、自由度が低い場合があります。また、料金に手数料が含まれているため、個人手配より割高になることもあります。

個人手配のメリット・デメリット
- メリット: 自分の好きな航空会社やホテルを自由に組み合わせられます。LCCのセールを狙ったり、こだわりのホテルを選んだりと、旅を自由に設計できるのが最大の魅力。ツアーでは行かないようなローカルな場所へも足を運べます。
- デメリット: すべて自分で予約・管理する必要があるため、手間がかかります。また、空港からホテルへの移動なども自分で手配しなければなりません。トラブルが起きた際も、基本的には自己責任となります。
結論として、初めてのセブ島なら「パッケージツアー」、2回目以降や旅慣れた方なら「個人手配」がおすすめです。
日本からのフライト情報【2025年版】
セブ島への旅行計画の第一歩は、フライトの確認から。現在、日本の主要3空港(成田、関西、中部)のうち、成田国際空港と関西国際空港から直行便が運航しています。
残念ながら、中部国際空港(セントレア)からの定期直行便は現在運航されていません。名古屋からセブ島へ行かれる際は、マニラや韓国の仁川(インチョン)などを経由する便をご利用ください。
以下に、成田・関西発着の直行便フライトスケジュールをまとめました。


往路(日本 → セブ)
| 出発空港 | 航空会社 | 便名 | 出発時刻 | 到着時刻 | 運航日 | 
| 東京(成田) | セブパシフィック航空 | 5J5063 | 08:55 | 13:25 | 毎日 | 
| フィリピン航空 | PR433 | 14:45 | 19:15 | 毎日 | |
| ユナイテッド航空 | UA32 | 17:30 | 22:05 | 毎日 | |
| 大阪(関西) | セブパシフィック航空 | 5J5109 | 08:55 | 12:40 | 毎日 | 
| フィリピン航空 | PR409 | 18:00 | 21:35 | 月・水・木・日 | 
復路(セブ → 日本)
| 到着空港 | 航空会社 | 便名 | 出発時刻 | 到着時刻 | 運航日 | 
| 東京(成田) | セブパシフィック航空 | 5J5062 | 02:20 | 08:10 | 毎日 | 
| フィリピン航空 | PR434 | 08:10 | 13:55 | 毎日 | |
| ユナイテッド航空 | UA33 | 09:15 | 15:20 | 毎日 | |
| 大阪(関西) | セブパシフィック航空 | 5J5108 | 02:30 | 07:55 | 毎日 | 
| フィリピン航空 | PR410 | 11:45 | 17:00 | 月・水・木・日 | 
※上記は2025年10月時点の一般的なスケジュール例です。季節や曜日によって変動する可能性があります。
※フィリピン航空の関西便は運航日が限られているため、旅程を組む際に特にご注意ください。
※セブパシフィック航空の復路便は深夜・早朝発となるため、空港への移動時間や最終日の過ごし方を事前に計画しておくとスムーズです。
セブ島旅行3泊4日にかかる費用は?
旅行計画で最も気になるのが予算です。
3泊4日のセブ島旅行で、一体総額はいくらくらいかかるのでしょうか。
目安を「節約プラン」と「標準プラン」に分けて見ていきましょう。
| 費目 | 節約プラン(1人あたり) | 標準プラン(1人あたり) | 備考 | 
| 航空券 | 30,000円 ~ 60,000円 | 60,000円 ~ 100,000円 | LCCのセールを狙うか、大手航空会社を選ぶかで変動 | 
| 宿泊費 | 15,000円 ~ 25,000円 | 30,000円 ~ 60,000円 | 1泊5,000円の格安ホテルか、1泊1万円以上の中級リゾートか | 
| 現地滞在費 | 15,000円 ~ 20,000円 | 25,000円 ~ 40,000円 | 食事、交通費、アクティビティ代など。 | 
| その他 | 5,000円 ~ 10,000円 | 10,000円 ~ 15,000円 | 海外旅行保険、お土産代、Wi-Fiレンタルなど | 
| 合計 | 65,000円 ~ 115,000円 | 125,000円 ~ 215,000円 | 
節約プランなら、LCCのセールや格安ホテルをうまく活用すれば10万円以下に抑えることも可能です。
一方で、快適なリゾートホテルに滞在し、グルメやアクティビティを存分に楽しむ標準プランでも15万円前後が目安となります。
セブ島旅行3泊4日におすすめ!目的別ホテル選び
セブ島には多種多様なホテルがあります。
3泊4日の限られた日程では、空港やアクティビティの港に近いマクタン島のリゾートエリアに滞在するのが効率的です。
【高級リゾート】特別な休日を過ごすなら
シャングリ・ラ マクタン セブ (Shangri-La Mactan, Cebu)

セブを代表する最高級リゾート。広大な敷地、美しいプライベートビーチ、豊富なレストランと、すべてが一級品。ホテル内で完璧なリゾートステイが完結します。

クリムゾン・リゾート&スパ・マクタン (Crimson Resort and Spa Mactan)

プライベート感溢れるヴィラや、海と一体化するインフィニティプールが人気のモダンなリゾート。カップルやハネムーナーに特におすすめです。
【中級リゾート】利便性とリゾート感を両立
ブルーウォーター・マリバゴ・ビーチ・リゾート (Bluewater Maribago Beach Resort)

フィリピンの伝統様式を取り入れたコテージが南国情緒たっぷり。プライベートアイランドも有しており、ファミリー層から人気です。
ウォーターフロント・セブシティ・ホテル&カジノ (Waterfront Cebu City Hotel & Casino)

セブシティ側に泊まりたいならここ。ITパークの目の前という好立地で、ショッピングや食事に非常に便利。カジノも併設されています。

【格安ホテル】コスパ重視でも快適に
パシフィック・セブ・リゾート (Pacific Cebu Resort)

リーズナブルながら、プライベートビーチや長い桟橋を持つリゾート。白と青を基調とした爽やかな雰囲気で、SNS映えも抜群です。
ビッグ・ホテル (Big Hotel)

マンダウエシティのモール(パークモール)近くにある、清潔で機能的なホテル。観光の拠点としてアクティブに動きたい方に最適です。

セブ島旅行3泊4日 王道モデルコース
フライト時間を考慮し、マクタン島滞在を基本とした、無理なく楽しめる王道プランをご紹介します。
【1日目】日本出発 → 楽園リゾートへ

- 午前 (09:30頃): 成田空港発の直行便でセブへ。
- 午後 (13:30頃): セブ・マクタン国際空港到着。空港内で両替、SIMカード購入を済ませ、配車アプリ「Grab」でホテルへ向かいます。
- 夕方: ホテルにチェックイン後、まずはプールサイドでのんびり。リゾートの空気に心も体も癒されます。
- 夜: マクタン島内の海沿いレストランでディナー。海を眺めながら食事を楽しみましょう。
【2日目】セブの美しい海を満喫!

- 終日: この日は、セブ島で一番人気のアクティビティ「アイランドホッピング」を楽しむのがおすすめ。事前にオプショナルツアーを予約しておきましょう。- ボートに乗り込み、海洋保護区のヒルトゥガン島や、美しい桟橋が架かるナルスアン島などを巡ります。シュノーケリングで色とりどりの熱帯魚と戯れたり、真っ白な砂浜のパンダノン島でのんびりしたりと、セブの海の魅力を全身で体感できます。
- ツアーにはBBQランチもいただくことができます。
 
- 夜: たっぷり遊んだ後は、街のスパでフィリピンの伝統マッサージ「ヒロット」を体験。旅の疲れを心地よく癒してくれます。
【3日目】セブシティの歴史と文化に触れる

- 午前: Grabでセブシティへ移動。リゾートエリアとは異なる、ローカルな活気に満ちた街並みを楽しみます。
- 午後: 巨大ショッピングモール「アヤラ・センター・セブ」でランチとショッピング。フィリピンならではのブランドや、スーパーでのお土産探しも楽しい時間です。
- 夕方: セブの歴史を物語る「サントニーニョ教会」と「マゼランクロス」を見学。フィリピン最古のキリスト教の史跡で、厳かな雰囲気に触れてみましょう。
- 夜: ITパーク周辺のおしゃれなレストランでディナーを楽しんだ後、マクタン島のホテルへ戻ります。
【4日目】お土産探しと帰国

- 午前: チェックアウトの時間まで、ホテルのプールやビーチで最後の楽園時間を満喫。その後、スーパーマーケットに立ち寄り、買い忘れたお土産を最終チェック。
- 午後 (14:30頃): セブ・マクタン国際空港から帰国の途へ。
- 夜 (20:00頃): 日本に到着。お疲れ様でした!
セブ島3泊4日旅行のよくある質問 Q&A
「3泊4日」という期間に特化した、セブ島旅行の具体的な疑問にお答えします。
まとめ
セブ島での3泊4日は、短いながらもリゾートの魅力を凝縮して体験できる、最高の休暇になるはずです。
成功の鍵は、無理のないスケジュールを立て、目的に合ったホテルを選ぶこと。この記事のモデルコースや予算感を参考に、あなただけのオリジナルな旅行プランを組み立ててみてください。
さあ、今すぐ航空券をチェックして、最高のセブ島旅行へ出発しましょう!











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