【2025年版】関空からセブ島!直行便・航空券の予約方法

【2025年版】関空からセブ島!直行便・航空券の予約方法

関空からセブ島までは、直行便で約5時間!

関西国際空港(関空)は、関西、特に大阪在住の方とってはアクセス抜群の空港です。2025年には第1ターミナルの大規模リニューアルも完了し、さらに快適な出発が期待できます。  

この記事を読めば、「関空からセブ島への最適な行き方」から「賢い航空券の予約方法」、そして「出発前の準備」まで、セブ島旅行に必要な情報が全て手に入ります。 

目次

なぜ人気?関空発で行くセブ島の魅力とは

関西国際空港

関空からセブ島への旅行が多くの人々を惹きつけるのには、いくつかの理由があります。

アクセスの良さ、リゾートとしての多彩な魅力、そして経済的なメリットが、特に関西在住の旅行者にとって大きなポイントです。

アクセスの良さ

関空からセブ島へは直行便が運航されており、乗り継ぎの手間なく約5時間という短時間でアクセスできるのが最大の魅力です。

これにより、週末を利用した短い旅行でも十分に楽しむことが可能です。

また、直行便だけでなく、アジアの主要都市を経由する便も豊富にあり、予算やスケジュールに合わせて柔軟にフライトを選択できます。   

さらに、関空自体が2025年に国際線エリアを中心に大規模なリニューアルを完了し、より快適でスムーズな出発体験を提供しています。

リゾートとしての魅力

セブ島は、美しいビーチリゾートと多彩なマリンアクティビティが楽しめるフィリピン屈指の観光地です。

美しい島をボートでまわるアイランドホッピングやジンベイザメと泳げるツアー、透明度の高い海でのダイビング・シュノーケリングが人気。また、マゼランクロスなど歴史的な建造物も残っており、市内観光も楽しめます。

リゾートホテルも充実しており、年間を通して温暖な気候のため、多くの観光客で賑わいます。物価も比較的安く、英語が通じやすいのも魅力です。

英語留学先としても人気

セブ島は、質の高いマンツーマンレッスンを手頃な価格で受けられることから、日本人や韓国人をはじめとする多くの留学生に人気の英語学習先です。

多くの語学学校がリゾートエリアやセブシティにあり、旅行中に短期の英会話レッスンを体験することも可能です。観光と学びを両立できる点も、セブ島のユニークな魅力の一つと言えるでしょう。   

関空からセブ島へのフライト情報

関空からセブ島への渡航を計画する上で、フライトに関する情報は不可欠です。

直行便の有無、運航会社、所要時間、そして経由便の選択肢やLCCとフルサービスキャリアの違いについて詳しく見ていきましょう。

関空からセブの路線

関空発セブ行きの航空会社

航空会社の種類航空会社名経由地
LCCセブパシフィック航空直行便あり
LCCスクートシンガポール経由
LCCフィリピン・エアアジアマニラ経由
LCCジェットスター・アジアマニラ/シンガポール経由
フルサービスキャリアフィリピン航空直行便あり
フルサービスキャリア大韓航空ソウル経由
フルサービスキャリアキャセイパシフィック航空香港経由
フルサービスキャリアチャイナエアライン台北経由
フルサービスキャリアエバー航空台北経由

直行便または経由便、どっちを選ぶ?

関空(関西国際空港)からセブ島(マクタン・セブ国際空港)へは、便利な直行便が運航しています。  直行便の飛行時間は、約4時間30分から5時間程度です。

メリット・デメリット

直行便と経由便のメリット・デメリットを表にまとめます。

メリットデメリット
直行便・乗り換えの必要がなく、移動時間が大幅に短縮されます。
・体力的な負担が少なく、特に小さなお子様連れや長時間の移動が苦手な方におすすめです。
・一般的に、経由便と比較して航空券の価格が高くなる傾向があります。(航空会社のセールなどを利用すれば、お得に購入できることもあります。)
経由便・直行便よりも航空券の価格が安くなる場合が多いです。
・乗り継ぎ時間が長い場合は、経由地の空港でショッピングを楽しんだり、市内観光することも可能です。(ビザや時間管理には注意が必要です。)
・移動時間が長くなり、乗り換えの手間や遅延、ロストバゲージのリスクがあります。
・特にLCC同士の乗り継ぎでは、遅延時の補償が限定的です。

LCCとフルサービスキャリア、どっちを選ぶ?

LCC(格安航空会社)とフルサービスキャリア(FSC)のどちらを選ぶかは、旅行の満足度や予算に大きく影響します。どちらが良いかは一概には言えません。

ご自身の旅行の目的、予算、同行者、荷物の量などを考慮し、最適な航空会社を選びましょう。

LCCフルサービスキャリア
航空券価格帯安価(基本運賃)やや高め(サービス込み)
機内食・飲み物原則有料 原則無料(運賃に含まれる)
受託手荷物原則有料、重量・個数に厳しい 無料許容量あり、比較的寛容 
機内持ち込み手荷物2個合計7kgまでなど、規定厳しめ 7kg手荷物1個+身の回り品1個など、標準的 
座席の快適性座席間隔狭め、リクライニング制限ありの場合も 座席間隔広め、リクライニング深め
機内エンタメほぼ無し、または有料Wi-Fi経由個人モニターで映画・音楽など無料提供が多い 
予約変更・キャンセル制限が多い、手数料高め運賃タイプにより柔軟性あり
セール・キャンペーン頻繁に実施、大幅割引あり 定期的に実施
マイレージ独自のポイントプログラムがある場合も、大手アライアンスとは異なる大手アライアンス加盟が多く、マイルが貯めやすい・使いやすい
こんな人におすすめ・費用を抑えたい
・荷物が少ない
・機内サービス不要、短時間フライトなら我慢できる
・快適な空の旅をしたい
・荷物が多い
・機内食やエンタメを楽しみたい
・マイルを貯めたい

関空からセブ島行きの直行便

関空からセブ島への直行便は、フィリピン航空(フルサービス)とセブパシフィック航空(LCC)という異なるタイプの航空会社が運航しているため、旅行者の予算や求めるサービスに応じて選択できます。

フィリピン航空 (Philippine Airlines)

フィリピンのフラッグキャリアであり、フルサービスキャリア(FSC)です。

「フィリピンの心でおもてなし」をスローガンに掲げており、フルサービスキャリアとして機内食やドリンク、手荷物の預け入れ(一定量まで無料)などのサービスが含まれています。

日本の主要都市からマニラやセブ島へ直行便を運航しており、比較的リーズナブルな価格で利用できる点が魅力です。

ANAとマイレージ提携を結んでおり、マイルを相互に貯めたり使ったりすることも可能です。

便名出発地→目的地運航日時間
PR409成田→セブ月水木土18:00-21:35
PR410セブ→成田月水木土11:45-17:00
2025年5月時点

セブパシフィック航空 (Cebu Pacific Air)

セブパシフィック航空は、フィリピンを拠点とする代表的な格安航空会社(LCC)です。

最大の魅力は、なんといってもその低価格運賃。頻繁に実施されるプロモーションを利用すれば、さらにお得に航空券を手に入れることができます。

日本の主要都市からマニラやセブ島へ直行便を運航しており、機内食や預け荷物などのサービスは有料オプションなので、必要なものだけを選べる柔軟性も特徴です。

比較的新しい機材を使用しており、安全性の評価も高い航空会社です。

便名出発地→目的地運航日時間
5J5109成田→セブ週3〜毎日08:55-12:35
5J5108セブ→成田週3〜毎日02:30-07:55
2025年5月時点

関空からセブ島行きの経由便

直行便のスケジュールが合わない場合や、さらに費用を抑えたい場合には、経由便も有力な選択肢となります。

経由便を選択する際は、単に価格だけでなく、総移動時間、乗り継ぎの待ち時間、そして自身の体力などを総合的に考慮することが重要です。

航空券比較サイトなどで、乗り継ぎ時間や航空会社を比較検討して最適なフライトを見つけましょう。

経由地主な航空会社特徴所要時間
マニラフィリピン航空 (PAL)、セブパシフィック航空 (5J)、フィリピン・エアアジア (Z2) などフィリピン国内での乗り継ぎ。比較的スムーズな場合が多い。マニラのニノイ・アキノ国際空港はターミナル移動が必要な場合、時間に余裕を持つことが重要。7時間~10時間以上
台北チャイナエアライン (CI)、エバー航空 (BR)、スターラックス航空 (JX) など日本から地理的に近く、桃園国際空港は乗り継ぎ施設も充実しており、比較的スムーズな乗り継ぎが期待できる。8時間~10時間以上
ソウル大韓航空 (KE)、アシアナ航空 (OZ)、チェジュ航空 (7C)、ジンエアー (LJ)、エアプサン (BX)、ティーウェイ航空 (TW) など (LCCの選択肢も豊富)仁川国際空港はアジア最大級のハブ空港であり、乗り継ぎ施設やサービスが非常に充実。金浦空港経由の場合もある。8時間~10時間以上
香港キャセイパシフィック航空 (CX)香港国際空港も大規模なハブ空港で、乗り継ぎは比較的スムーズ。10時間~12時間以上
シンガポールスクート (TR)、ジェットスター・アジア (3K) など地理的にやや遠回りになるが、LCCの選択肢として存在。シンガポール・チャンギ国際空港は世界的に評価の高い空港で、乗り継ぎ時間も楽しめる。10時間~15時間以上

マニラ経由

フィリピン航空 (PAL)、セブパシフィック航空 (5J)、フィリピン・エアアジア (Z2) などが、関空からマニラ経由でセブへ運航しています。

フィリピン国内での乗り継ぎとなるため、比較的スムーズな場合が多いですが、マニラのニノイ・アキノ国際空港(NAIA)はターミナルが4つに分かれており、ターミナル移動が必要な場合は時間に余裕を持つことが重要です。

台北経由

日本から地理的に近く、桃園国際空港は乗り継ぎ施設も充実しており、比較的スムーズな乗り継ぎができます。

チャイナエアライン (CI)、エバー航空 (BR)、スターラックス航空 (JX) などが台北経由便を運航しています。

ソウル(仁川)経由

仁川国際空港はアジア最大級のハブ空港であり、乗り継ぎ施設やサービスが非常に充実しています。

大韓航空 (KE)、アシアナ航空 (OZ)、チェジュ航空 (7C)、ジンエアー (LJ)、エアプサン (BX)、ティーウェイ航空 (TW) などの韓国系航空会社が、仁川空港または金浦空港経由便を運航しています。LCCの選択肢も豊富です。

香港経由

香港国際空港も大規模なハブ空港で、乗り継ぎは比較的スムーズです。

キャセイパシフィック航空 (CX) が香港経由便を運航しています。

シンガポール経由

地理的にやや遠回りになりますが、シンガポール・チャンギ国際空港は世界的に評価の高い空港で、乗り継ぎ時間も楽しめます。

スクート (TR)、ジェットスター・アジア (3K) などのLCCがシンガポール経由便を運航しています。

関空発セブ島行き航空券の探し方とお得な購入術

セブ島への旅行費用の中で大きな割合を占める航空券、少しでもお得に手に入れたいです。

航空券の価格相場や安い時期、予約のタイミング、そして具体的な探し方や購入のコツを解説します。

航空券の価格相場と安い時期

セブ島行きの航空券価格は、時期や予約タイミング、利用する航空会社によって大きく変動します。

通常期、繁忙期(年末年始、GW、お盆など)の価格

  • 通常期:LCCの直行便であれば、往復で3万円台から見つかることもあります。フルサービスキャリアの直行便や経由便でも、5万円~8万円程度が目安とです。
  • 繁忙期:年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み(特にお盆期間)などは需要が集中するため、航空券価格は高騰し、LCCでも往復7万円以上、フルサービスキャリアでは10万円を超えることもあります。また、2月~3月の春休み・卒業旅行シーズンもやや高くなる傾向があります。

比較的安く購入できる時期

  • セブ島の雨季(6月~11月頃): 一般的に旅行者が減るため、航空券価格が下がる傾向にあります。特に6月、9月、10月、11月は狙い目です。雨季といっても一日中雨が降り続くことは稀で、一時的なスコールが多いです。
  • 大型連休明け:ゴールデンウィーク明けの5月中旬~下旬や、年末年始明けの1月中旬~下旬は、需要が一段落するため価格が落ち着くことが多いです。
  • その他:2月(旧正月や春節と重ならない時期)も比較的安いとされています。航空会社のセールが期待できる11月のブラックフライデー前後もチェックする価値があります。
時期理由価格注意点
6月~10月/11月(雨季)オフシーズン、台風シーズンの可能性あり安い天候リスク(スコールが多い)、台風の可能性
1月中旬~下旬(年末年始明け)繁忙期直後安い
5月中旬~下旬(GW明け)繁忙期直後安い
9月、10月オフシーズン比較的安い雨季にあたる
11月(特にブラックフライデー前後)航空会社のセール期待、年末繁忙期前安くなる可能性あり
2月(旧正月や春節と重ならない場合)観光需要が落ち着く時期(春休み前)比較的安い

予約はいつするべき?

航空券を予約するタイミングは、価格や選択肢の豊富さに影響します。

早期予約のメリット・デメリット

一般的には、出発日の3ヶ月~半年前くらいから予約を検討し始めると、比較的安い航空券を見つけやすいです。また、希望の便や座席(特に人気の窓側や通路側)を確保しやすいと言われています。

  • メリット:選択肢が豊富。希望のフライトや座席を押さえやすい。早期割引運賃が適用される場合がある。
  • デメリット:旅行の予定が変更になった場合にキャンセル料が発生するリスクがある。LCCの場合は特に変更・キャンセルの条件が厳しいことが多い。

セブ島行きに関しては、早めの購入が安い傾向にあるものの、出発直前(0~29日前)に最安値が出るケースもあります。ただし、空き席がなくなるリスクも伴うため、確実に旅行したい場合はある程度早めの予約が安心です。

直前予約の注意点

特定の「この時期に予約すれば絶対安い」という法則はありません。

一般的には、出発直前には航空券の値段は高騰する傾向にありますが、直前でも空席が多ければ比較的安価な航空券が見つかることがあります。

また、繁忙期には空き席がない、空き席があっても隣同士の席が取れない、というリスクもあります。

旅行日程が決まっている場合は、3ヶ月程度前を目安に価格をチェックし始め、納得できる価格が見つかった時点で購入するのが現実的です。

おすすめの航空券比較サイトと使い方

航空券の比較サイトは、お得な航空券を見つけるための強力なツールです。

スカイスキャナー 、Googleフライトの活用

これらのサイトでは、出発地(関空/KIX)、目的地(セブ/CEB)、希望の日程を入力するだけで、数多くの航空会社や旅行代理店が販売している航空券の価格を一覧で比較できます。

日程が未定の場合は、「月全体」や「最も安い月」といった検索機能を使うと、価格が安い時期を見つけやすくなります 。Googleフライトでは、カレンダーで日程ごとの最低運賃を確認できます。

価格アラートの活用

多くの比較サイトには、希望する路線の価格変動をメールなどで通知してくれる「価格アラート」機能があります。

関空-セブ島間で設定しておけば、価格が下がったタイミングを逃さずチェックできます。価格変動が激しいLCCのセールを捉えるのに特に有効です。

航空会社の公式サイトもチェック!

比較サイトと合わせて、航空会社の公式サイトも確認してみましょう。

セール情報、キャンペーンの見つけ方

フィリピン航空やセブパシフィック航空は、自社サイト限定のセールやプロモーションを頻繁に実施しています。

特にセブパシフィック航空は、不定期に「Piso Fare(1ペソ航空券)」のような超格安セールがあり、片道数千円の破格の運賃が登場することもあります。これらのセールは期間限定で販売座席数も限られているため、情報をいち早くキャッチすることが重要です。

公式サイトのトップページや専用のセール情報ページを定期的にチェックしましょう。

会員プログラムの活用

航空会社のマイレージプログラム(例:フィリピン航空の「Mabuhay Miles」)に登録しておくと、フライト利用でマイルが貯まり、特典航空券やアップグレードに利用できます。

クレジットカードのポイントをマイルに交換できる場合もあるので、活用を検討しましょう。

格安航空券を見つける裏ワザ・コツ

少しでも安く航空券を手に入れるための、いくつかの実践的なコツをご紹介します。

航空券の予約は、情報収集とタイミングが鍵となります。これらのテクニックを駆使して、賢くお得なセブ島旅行を実現してください。

出発日・帰国日を平日にする

週末(金・土出発、日・月帰国)や祝日絡みの日程は人気が高く、航空券価格も上昇する傾向にあります。可能であれば、出発・帰国ともに平日に設定することで、比較的安価な運賃が見つかりやすくなります。

セール情報を逃さないためには

利用する可能性のある航空会社(特にセブパシフィック航空やフィリピン航空)のメールマガジンに登録したり、公式SNSアカウント(Facebook、X(旧Twitter)、Instagramなど)をフォローしましょう。

セール情報はこれらのチャネルでいち早く告知されることが多いです。旅行関連のニュースサイトやブログも、お得なセール情報をまとめていることがあるので、参考にすると良いでしょう。

関空での出発準備と手続きをスムーズに!

関西国際空港

セブ島への楽しい旅行は、関空でのスムーズな出発準備から始まります。

ターミナル情報、チェックイン方法、手荷物の注意点、両替、海外旅行保険、そして通信手段の確保まで、出発前に知っておくべきポイントを解説します。

2025年には関空第1ターミナルの国際線エリアがリニューアルされ、より快適な出発が期待できます。

利用航空会社のチェックインカウンターがあるターミナルを確認

関空には主に第1ターミナル(T1)と第2ターミナル(T2)があります。セブ島への直行便や主要な経由便は、多くが第1ターミナルから出発します。

航空会社ターミナル主なチェックインカウンターエリア(4階)
フィリピン航空 (PAL)第1ターミナルGカウンター周辺
セブパシフィック航空 (5J)第1ターミナルFまたはEカウンター周辺
大韓航空 (KE)第1ターミナルAカウンター周辺
キャセイパシフィック航空 (CX)第1ターミナルHカウンター周辺
エバー航空 (BR)第1ターミナルFカウンター周辺
スクート (TR)第1ターミナルFカウンター周辺
フィリピン・エアアジア (Z2)第1ターミナルBカウンター周辺

関空第1ターミナル国際線エリア

2025年3月に完了したリニューアルにより、国際線出発エリアは大きく変わりました。

  • 保安検査場が集約・拡張され、スマートレーンの導入により手続きが迅速化されました。
  • 出国審査エリアも刷新され、よりスムーズな動線が確保されています。
  • 出国後の商業エリア(免税店、飲食店、物販店)が大幅に拡充され、出発までの時間をより楽しめるようになりました。
  • 新しいラウンジもオープンしています(KIX Lounge Premium, KIX Lounge Kansai)。

チェックイン方法:オンラインチェックイン、自動チェックイン機

空港での手続き時間を短縮し、スムーズに出発するためには、事前のオンラインチェックインがおすすめです。

空港カウンターでの長い列を避けられ、事前に座席指定ができます。

オンラインチェックイン

  • フィリピン航空:出発時刻の24時間前から1時間前までオンラインチェックインが可能です。
  • セブパシフィック航空:出発時刻の48時間前から2時間前までオンラインチェックインが可能です。公式ウェブサイトまたはモバイルアプリから手続きできます。

自動チェックイン機

  • 関空第1ターミナルには、各航空会社の自動チェックイン機が設置されています。セブパシフィック航空のキオスクでは、チェックイン、搭乗券印刷、手荷物タグ印刷が可能です。
  • オンラインチェックインを済ませていない場合や、印刷された搭乗券が必要な場合に便利です。

空港カウンターでのチェックイン

上記の方法が利用できない場合や、特別なサポートが必要な場合は、航空会社のカウンターで手続きを行います。

手荷物・預け荷物の注意点

手荷物の規定は航空会社やチケットの種類によって異なるため、事前の確認が必須です。

各航空会社の規定(サイズ、重量、個数)

搭乗する航空会社の、ご自身の予約クラスや運賃タイプに対応する手荷物規定を確認ください。

フィリピン航空(エコノミークラス)
  • 機内持ち込み:1個(通常7kg以内、3辺合計115cm以内)+身の回り品1個。
  • 預け手荷物:23kgを2個。3辺合計は1個につき、158cm以内。
セブパシフィック航空
  • 機内持ち込み:合計2個まで、総重量7kg以内。1つは頭上の収納棚に入るサイズ(56cm x 36cm x 23cm以内)、もう1つは前の座席下に収まる小さなバッグ(35cm x 20cm x 20cm以内)。
  • 預け手荷物:有料オプション。予約時または予約管理画面から、必要な重量(例:20kg、32kgなど)を購入します。1つの荷物の最大重量は32kgです。

液体物、危険物のルール

  • 液体物の機内持ち込み:国際線では、100ml(g)を超える容器に入ったあらゆる液体物は持ち込み禁止です。100ml以下の容器に入れ、それらを容量1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋(目安として縦横合計40cm以内)にまとめて入れれば、1人1袋まで持ち込み可能です。
  • 危険物:爆発物、引火性物質、有毒物質、刃物類(ハサミ、カッターなど)といった危険物は、機内持ち込みも預け入れもできません。
  • モバイルバッテリー:リチウムイオンバッテリーは預け荷物の中に入れるのは不可で、手荷物として機内に持ち込む必要があります。またサイズ制限もあります。

両替はどこでする?関空 vs 現地 (フィリピン・ペソ)

フィリピンの通貨はフィリピン・ペソ(PHP)です。日本円からの両替は、関空でも現地でも可能ですが、レートや手数料が異なります。

おすすめは、マクタン空港到着時に少額を両替して、あとは市内のレートの良い両替所探す、または最初からクレジットカードのキャッシングでフィリピンペソを入手する方法です。

関空の両替所の場所とレートの傾向

第1ターミナルビルには、出発フロア(4階)や到着フロア(1階)、出国手続き後のエリアに複数の銀行系両替所やトラベレックスなどがあります。

空港での両替レートはあまり良くありません。市中の銀行や両替所に比べて手数料が高めに設定されています。

セブ島の両替所のレートと比較

マクタン・セブ国際空港で少額を両替し、まとまった金額はセブ市内の信頼できる両替所で行うのが最もお得です。

  • マクタン・セブ国際空港:到着ロビーに両替所があります。24時間営業で関空よりはレートが良いですが、市内の両替所には劣る傾向があります。
  • セブ市内:ショッピングモール内や、街中にある認可された両替所が最もレートが良いです。
  • ホテル:レートは最も悪いことが多いですが、手軽さや安全性はあります。緊急時以外は避けた方が良いです。

クレジットカード、海外キャッシングの活用も検討

  • クレジットカード:セブ島のホテル、大きなレストラン、ショッピングモールなどでは主要な国際ブランドのクレジットカード(Visa、Mastercardなど)が利用可能です。旅行前に、海外での利用が可能な状態かは確認しましょう。
  • 海外キャッシング:現地のATMで、日本のクレジットカードや国際キャッシュカードを使ってフィリピン・ペソを引き出すことができます。レートは比較的良いことが多いですが、カード会社とATMの手数料の2つががかかります。

海外旅行保険:必要性と加入方法(関空でも加入可能か)

海外旅行中の万が一の事態(病気、ケガ、盗難、航空機遅延など)に備え、海外旅行保険への加入をおすすめします。

特に重要なのが、疾病保険です。保険に加入していれば、治療費や入院費、場合によっては日本への医療搬送費用などがカバーされるため安心です。また、盗難や手荷物の紛失・遅延などにも対応できるプランを選びましょう。

加入方法は、次の3つがあります。

出発前にオンライン

多くの保険会社がインターネットで手軽に加入できるプランを提供しています。比較サイトで補償内容や保険料を比較検討できます。

関空で加入

関空第1ターミナルの国際線出発フロア4階には、海外旅行保険のカウンター(AIG損保、東京海上日動、三井住友海上、損保ジャパンなど)があり、出発当日でも加入できます。また、自動加入機も設置されています。

クレジットカード付帯保険

お持ちのクレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合があります。ただし、補償内容や適用条件(自動付帯か利用付帯かなど)を事前にしっかり確認しましょう。

Wi-Fi・SIMカードの準備

セブ島滞在中のインターネット接続手段も事前に準備しておくとスムーズです。

まず短期の旅行者の方は、現在日本でご契約中の携帯キャリアがフィリピンでの海外ローミングに対応しているか、そして海外ローミング設定がONになっているかを確認しましょう。

旅行中にも外出先で大量のデータ通信が必要という方は、下記の方法も検討してみてください。

ご自身のスマートフォンの対応状況や利用スタイルに合わせて、最適な通信手段を選びましょう。初めての方や設定に不安がある方は、関空でのWi-Fiルーターレンタルや事前に設定できるeSIMが安心です。

関空でWi-Fiルーターをレンタル

関空第1ターミナルおよび第2ターミナルには、海外用Wi-Fiルーターのレンタルカウンターが多数あります。複数人で利用する場合や、複数のデバイスを接続したい場合に便利です。

フィリピン(セブ島)で利用可能なプランを選び、事前にオンラインで予約しておくと、空港での受け取りがスムーズです。

例:テレコムスクエア/WiFiBOX、グローバルWiFi、JALエービーシー、エクスモバイル/ジャパンWiFi、NINJA WiFiなど。

現地SIMカード

データ通信料がローミングに比べて格安で、さらに、フィリピン国内の電話番号が持つことができます。

ただし、SIMロック解除済みのスマートフォンが必要で、SIMカードの入れ替えが必要です。

  • 関空:JTBのSIMカード自動販売機やサクラモバイルのカウンターなどで、海外対応SIMカードを販売しています。
  • マクタン・セブ国際空港:到着ロビーに主要通信キャリアであるGlobeとSmartのカウンターがあり、ツーリストSIMカードを購入できます。設定もスタッフが手伝ってくれ、到着後すぐに利用開始できます。

eSIM

eSIM対応のスマートフォンをお持ちであれば、物理的なSIMカードなしでデータ通信プランを利用できます。出発前にオンラインで購入・設定が可能で、現地到着後すぐに利用開始できます。

例:Airalo、Saily、Jetpac、Nomad、Trip.comなど。

関空からセブ島のまとめ

関空からのフライト選び(直行便・経由便、LCC・フルサービスキャリアの比較)、賢い航空券の予約方法と購入術、関空でのスムーズな出発手続き、そしてセブ島旅行に必要な情報をご紹介しました。

関空からセブ島へは、直行便を利用すれば約5時間という手軽さでアクセスできます。

セブ島は、美しいビーチリゾート、多彩なマリンアクティビティなど多くの魅力に溢れた素晴らしい海外旅行先です。

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この記事を書いた人

セブ島のアイランドホッピング「ベスト・オブ・セブ・アイランドホッピング」です。アイランドホッピング情報はもちろん、セブ島の観光・アクティビティ・レストラン情報を発信しています!

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