セブ島のマンダウエ市、ASフォルチューナ通り沿いに位置するショッピングモールが、約1年間の改装を経て、2024年「SMシティ Jモール(SM City J Mall)」としてリニューアルオープンしました。
長年「Jセンターモール(J Centre Mall)」の名称で地元民や留学生に親しまれてきたこの場所は、フィリピン最大手のSMグループに買収されたことで、全く新しいコンセプトのモダンな商業施設へと生まれ変わっています。
この記事では、「セブ島にいながら日本を感じられる」という独自のコンセプトを持つ新生SM Jモールの全貌を、2026年最新の現地情報に基づいて徹底解剖します。
セブ島「SM Jモール(SM City J Mall)」とは?(基本情報)

まずは、SM Jモールの施設情報と、リニューアルの背景について解説します。
営業時間・住所・定休日の基本情報
情報を表にまとめました。
| 項目 | 詳細情報 |
|---|---|
| 正式名称 | SM City J Mall(エスエム シティ ジェイモール) |
| 旧名称 | J Centre Mall(ジェイセンターモール) |
| 所在地 | A.S. Fortuna St, Bakilid, Mandaue City, Cebu, Philippines |
| 営業時間 | 日曜〜木曜:10:00 – 21:00 金曜〜土曜:10:00 – 22:00 ※11時オープンのこともあり |
| 定休日 | 基本的に年中無休(※ホーリーウィーク等の宗教的な祝日は休業の可能性あり) |
| 階層 | 地下駐車場〜地上4階建て(+東横イン併設) |
旧Jセンターモールからの買収と大規模リニューアルの背景
SM Jモールが位置するマンダウエ市の「ASフォルチューナ通り(A.S. Fortuna St)」は、セブ有数の商業エリアであり、多くの日系企業やレストラン、語学学校が密集している重要な大通りです。
以前この場所にあった「Jセンターモール」は、設備がやや老朽化し、ローカル感が強いモールでしたが、フィリピン全土で巨大モールを展開するSM Prime Holdingsが買収しました。
約1年間のクローズ期間を経て、館内の床から天井、テナント構成に至るまで完全に「SMクオリティ」へとアップグレードされました。
館内のコンセプトは「日本」!和柄とアニメが彩る最新モール
セブ島には他にも巨大なモール(SMシティセブ、アヤラモールなど)が存在しますが、このSM Jモールは「日本(Japan)」を明確なコンセプトに掲げている点で一線を画しています。
館内を歩くと、以下のような特徴に気づくはずです。
- 内装デザインに「和柄(麻の葉模様や青海波など)」がモダンに組み込まれている。
- 館内のディスプレイに日本のアニメキャラクターが展示されるイベントスペースがある。
- 「日本食レストラン」や「日系ブランドテナント」の割合が、他のモールと比較して高い。
SM Jモールへの行き方・アクセスガイド(2026年最新版)

SM Jモールはマンダウエ市の中心部にあり、立地は非常に良好です。
ただし、移動手段によって注意すべきポイントがいくつかあります。
タクシー・Grabを利用する場合の所要時間と料金目安
セブ島旅行や留学でのメインの移動手段となるタクシーおよび配車アプリ(Grab)でのアクセス目安です。
| 出発地点 | 所要時間(目安) | 料金目安(タクシー/Grab) |
| セブ市内(ITパーク・アヤラ周辺) | 約15分〜30分 | 150〜250ペソ |
| マクタン島(空港・リゾートエリア) | 約30分〜50分 | 350〜500ペソ |
| SMシティセブ(マボロエリア) | 約10分〜15分 | 100〜150ペソ |
要注意!「SM」とだけ伝えると別のモールに行くリスク
タクシーやGrabの運転手に目的地を伝える際、絶対に「SM(エスエム)に行って」とだけ言ってはいけません。
セブ島には現在、4つのSM系列モールが存在します。
- SM City J Mall(本記事のモール)
- SM City Cebu(マボロにある一番有名なSMモール)
- SM Seaside City(SRPエリアにある円形の巨大モール)
- SM City Consolacion(北部のローカルモール)
単に「SM」と言うと、高確率で2番の「SMシティセブ」に連れて行かれてしまいます。
必ず「J Mall(ジェイモール)」または「SM J Mall(エスエム ジェイモール)」と明確に伝えてください。「ASフォルチューナのJモール」と付け加えれば完璧です。

ジプニーでの行き方(路線番号と乗り方詳細)
交通費を極力抑えたい語学学校の留学生や、ローカルな移動に慣れている在住者にはジプニーでのアクセスが便利です。
2026年現在、ジプニーの初乗り運賃は約13ペソ(エアコンなし)〜15ペソ(エアコンあり)です。
モールの建物は非常に巨大なので、ASフォルチューナ通りに入れば絶対に見逃すことはありません。
絶対行くべき!SM Jモールのおすすめレストラン徹底ガイド
新生SM Jモールを訪れる最大の目的と言っても過言ではないのが、圧倒的な「食」の充実度です。
特に、日本食レストランの多さは、セブ島内のショッピングモールの中でもトップクラスを誇ります。
留学生が「毎日のフィリピン料理に飽きて、どうしても日本食が食べたい!」という時や、在住者が「週末に家族で美味しい和食を楽しみたい」という時に、このモールは最高の選択肢となります。
各レストランの特徴と予算感を見ていきましょう。
充実の日本食レストラン(館内2階エリア)
モールの2階は、まるで日本のデパートのレストラン街のような雰囲気となっており、数多くの日系飲食チェーンが軒を連ねています。
丸亀製麺(Marugame Udon)

SMシティセブ店に続く、セブ島2店舗目の丸亀製麺です。日本と同じセルフサービス形式を採用しています。かけうどんは100ペソ(約270円)からと、他の日本食レストランに比べると破格の安さです。
しかし、天ぷらやおにぎりなどのサイドメニューをついつい取りすぎてしまうため、実際の予算目安は1人200〜350ペソ程度を見込んでおくと良いでしょう。
うどん以外にも、カツ丼やカレーライスなどご飯物のメニューも豊富です。

焼肉ライク(Yakiniku Like)

「1人で行ける焼肉」というコンセプトで日本でも大人気の焼肉ライクが、セブ島に初上陸しました。
日本の店舗と同様に、各席に専用の無煙ロースターが設置されており、カウンター席も豊富なため、留学生やノマドワーカーが1人でフラッと立ち寄るのに最適です。
セットメニューが充実しており、自分のペースで気軽にお肉を楽しめます。
やよい軒(YAYOI)

日本でお馴染みの定食チェーン「やよい軒」もオープンしました。セブ島ではSMシーサイド、SMシティセブに次ぐ店舗となります。
「ご飯、お味噌汁、メインのおかず、小鉢」という、日本人が最もホッとするバランスの取れた定食メニューが揃っています。

価格帯は500〜700ペソ程度と、現地の物価からすると少し高級な部類に入りますが、クオリティの高さと安心感は抜群です。

ぼてぢゅう(Botejyu)

お好み焼き、焼きそばといった鉄板焼きメニューを中心に、ラーメンや刺身、お寿司、丼ものまで幅広く提供する「ぼてぢゅう」です。
日本ではお好み焼き専門店のイメージが強いかもしれませんが、フィリピンでは「何でも揃う高級日本食レストラン」としてローカル層から絶大な人気を集めています。
グループで様々な料理をシェアしたい時におすすめです。
呑ん気(Nonki)回転寿司

セブ島で最も有名な老舗日本食レストランの1つ「呑ん気」グループが手がける回転寿司店です。
店内は「日本の鉄道駅」をイメージした非常にユニークで写真映えする内装になっており、現地のフィリピン人客も多く訪れます。日本の本格的なお寿司をカジュアルに楽しむことができます。
ペッパーランチ(Pepper Lunch)

熱々の鉄板の上にライスとお肉が乗せられ、自分でジュージューと焼きながら特製ソースを絡めて食べるペッパーランチ。
日本と同じスタイルで提供され、その香ばしい匂いが食欲をそそります。手早くガッツリと肉料理を食べたい時に重宝します。
大衆焼肉

焼肉ライクとはまた異なる、グループや家族でワイワイと網を囲んでお肉を焼く「日本式の焼肉屋」です。
フィリピンの甘い味付けのBBQではなく、日本のタレで本格的な焼肉を食べたい時に選ぶべきお店です。
IZAKAYA TERRACE
SM Jモールの飲食エリアの目玉の1つとしてオープン。
日本の「居酒屋」の雰囲気を再現しており、お酒に合うおつまみや一品料理が充実しています。夜の食事や飲み会に最適なスポットです。
セブ島ならではのフィリピン料理を堪能する
もちろん、日本食だけでなく現地のフィリピン料理を楽しめる名店もしっかりと入っています。
mesa(メサ)

フィリピン全土で展開する、少し高級感のある定番フィリピン料理レストランです。
名物の豚の丸焼き「レチョン」や、バナナの葉の上にご飯とおかずを広げて手で食べる宴会スタイル「ブードルファイト」など、フィリピンらしいダイナミックな料理を提供しています。
ETTAS(エッタス)

mesaに比べると、伝統的なフィリピン料理に少しモダンなアレンジを加えたメニューが多いのが特徴です。
「定番のローカル料理はもう一通り試した」というリピーターや、清潔で洗練された空間でフィリピン料理を楽しみたい方におすすめです。
買い物中の休憩に!おすすめカフェ&絶品スイーツ
広大なモールを歩き回った後の休憩や、パソコンを開いて作業をしたい時に便利なカフェも充実しています。
星乃珈琲店(Hoshino Coffee)

マニラにはすでに店舗がありましたが、セブ島には初出店となる星乃珈琲店です。
一杯ずつ丁寧に淹れられる本格的なハンドドリップコーヒーと、名物の「スフレパンケーキ」がセブで味わえるようになりました。店内はアンティーク調の落ち着いた雰囲気で、優雅なティータイムを過ごせます。
Starbucks Coffee(スターバックス)
モール内には定番のスターバックスも営業しています。
Wi-Fi環境やコンセントが利用できる席もあるため、近くの語学学校の留学生が自習スペースとして利用している姿もよく見かけます。
Bo’s Coffee(ボーズコーヒー)
フィリピン発祥の有名カフェチェーン。現地のコーヒー豆を使用したこだわりのドリンクが楽しめます。
スタバよりも少しローカル感を楽しみたい方にぴったりです。

手軽に食事を済ませるなら?3階フードコート
3階 フードコート(Food Court)

モールの3階には、様々なジャンルの食事が集まる巨大なフードコートがあります。フィリピン料理の人気店「STK」や、中華風ヌードルのお店などが並びます。
特に注目は、セブ島で最も有名なレチョン専門店「House of Lechon(ハウス・オブ・レチョン)」のブースが入っている点です。

一般的なローカルモールのフードコートは1人100〜150ペソ程度で済むことが多いですが、SM Jモールのフードコートは本格的なテナントが多く入っているため、価格設定がやや高めです。
予算目安は1人250〜300ペソ程度を見ておきましょう。「格安で済ませる場所」というよりは、「レストランよりは手早く、色々な専門店の味を一度に楽しめる場所」と認識しておくのが正解です。
お土産・日用品・アパレル!ショッピングガイド
留学生必見!日用品や衣類が揃う便利ショップ
UNIQLO(ユニクロ)

セブ島で5店舗目となるユニクロがオープンしました。急な気候の変化で羽織るものが欲しい時や、長期滞在で下着やTシャツを買い足したい時に、日本と変わらない品質の服が買えるのは大きな安心感です。
サイバーゾーン(Cyberzone)

パソコン、スマートフォン、ガジェット類を扱う専門店が集まるエリアです。
Apple製品の正規販売代理店「Power Mac」や、中国のスマート家電メーカー「Xiaomi(シャオミ)」の公式ストアもオープンしています。充電ケーブルの断線やスマホのトラブル時にはここへ直行しましょう。
SM Supermarket(食料品スーパー)とデパート

1階には巨大な「SM Supermarket」と日用品を扱うデパートエリアがあります。
生鮮食品、飲料、生活雑貨が全てここで揃います。ドライマンゴーやローカルスナック菓子などはスーパーの陳列棚で購入可能です。
子連れ旅行も安心!エンタメ施設・その他の施設
映画館(シネマ)

最新の設備を備えた映画館が入っています。
料金は一般的なレギュラーシートで約350ペソ(約950円)、より快適なプレミアムシートで約550ペソ(約1,500円)と、セブ島の映画館の中では比較的高めの料金設定ですが、その分綺麗な環境で映画を楽しめます。
バンダイ公式 ガシャポン(カプセルトイ)

日本の株式会社バンダイが展開するオフィシャルショップが設置されています。
壁一面にずらりと並んだガチャガチャ(カプセルトイ)の自販機は圧巻です。フィリピンのアニメファンや子供たちで賑わっています。
ゲームセンター

小規模ですが、小さな子供向けのアーケードゲームや乗り物が揃ったゲームセンターもあります。
旧Jセンターモール時代の移民局(イミグレーション)について
旧Jセンターモール(J Centre Mall)時代、この建物の2階にはフィリピンの「移民局(イミグレーション)」のオフィスが入っていました。
そのため、観光ビザの延長手続きや、留学生のSSP(特別就学許可証)関連の手続きのために、多くの日本人がここを訪れていました。
しかし、SM City J Mallへの全面リニューアルに伴い、移民局はここから完全に撤退しています。
2026年現在、イミグレーションのオフィスはセブ市内中心部にある「G Mall / ジーモール)」へと移転しています。(Google Maps)
古いインターネットのブログ記事や、過去にセブに滞在していた知人の「ビザ更新ならJセンターに行けばいいよ」という情報を信じてここに来てしまうと、手続きができずに貴重な1日を無駄にしてしまいます。
SM Jモールに直結!おすすめホテル
東横イン セブ(Toyoko Inn Cebu)
SM Jモールの建物の上層階には、日系ビジネスホテルの「東横イン セブ」が併設されています。
日本と全く同じ作りの客室、ウォシュレット付きのトイレ、そして足を伸ばせるバスタブが完備されているため、水回りのストレスが一切ありません。さらに、宿泊者には日本食を含む無料の朝食バイキングが提供されます。
モールに直結しているため、エレベーターを降りればすぐにスーパーでの買い物や、レストラン街での食事が可能です。「海外でもホテルライフは日本基準の安心感が欲しい」という方に、これ以上ない選択肢です。
SM Jモールに関するよくある質問(FAQ)
読者の皆様からよく検索される疑問について、Q&A形式でまとめました。
まとめ:SM Jモールは「留学生・在住者」の強力な味方!
ここまで解説してきた通り、新しくなったSM Jモール(旧Jセンターモール)は、すべての旅行者におすすめできるモールではありません。
しかし、「美味しい日本食をお腹いっぱい食べたい」「安全なスーパーで日用品を買い足したい」「東横インに宿泊して快適に過ごしたい」という目的を持った語学学校の留学生やセブ島在住者にとっては、これ以上なく便利で居心地の良い空間です。
セブ島滞在中に「少し日本の空気が恋しくなったな」と感じたら、ぜひ新しく生まれ変わったSM Jモールへ足を運んでみてください。











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