マクタン島とセブシティを繋ぐ「ニューブリッジ」の近くに、在住者が「本当は教えたくない」と口を揃えるルーフトップレストランがあります。
その名は「Scape Skydeck(スケープ・スカイデッキ)」。
多くの観光客は「夜景が綺麗なバー」として訪れますが、それではもったいないです。実はセブ島屈指のグリル料理レストランです。
今回は、絶景だけではない、Scape Skydeckの真の実力と、絶対オーダーすべき「5つの神メニュー」を徹底解説します。
なぜ、セブ島在住者は「Scape Skydeck」を選ぶのか?

セブ島には数多くのルーフトップバーや展望レストランがあります。
トップス(Tops)やBusayエリアの山頂レストランも有名ですが、なぜ私たち在住者が、あえてマクタン島の「Scape Skydeck」をリピートするのでしょうか。
1. 「絶景代」が含まれているとは思えないコスパの良さ
通常、これだけの夜景が見えるロケーションなら、料理の価格は「観光地価格(Tourist Price)」になりがちです。味がそこそこでも、場所代として高く設定されています。
しかし、Scape Skydeckは違います。 街中のレストランと同じ価格帯で、ホテルのファインダイニング並みのクオリティを提供しています。
例えば、本格的なステーキやリブを頼んでも、お酒込みで1人1,500ペソ〜2,000ペソ(約4,000円〜5,000円)あれば十分に楽しめます。
2. シェフの技術が光る「火入れ」
フィリピンのレストランでよくある失敗が、「お肉の焼きすぎ(Overcooked)」です。せっかくの良いお肉も、ウェルダンでカチカチに出てくることが珍しくありません。
しかし、Scape Skydeckは違います。「Angus Rib Eye」のミディアムレアの仕上がりや、「Pan Seared Salmon」の皮目のパリパリ感など、食材ごとの最適な「火入れ」を熟知しています。
ソースの味付けも、フィリピン特有の甘すぎる味付けではなく、欧米や日本人の舌に合う洗練されたバランスに仕上がっています。
3. 都会的で洗練された「ブリッジビュー」
多くの人がイメージする「セブの夜景」は、山の上から見下ろす街の灯りか、海沿いの真っ暗な景色かもしれません。
Scape Skydeckの景色はそのどちらとも違います。
目の前にあるのは、セブ本島とマクタン島を繋ぐ巨大な吊り橋、行き交う車のライト、マンダウエ市やセブシティのビル群です。この都会的な夜景は、他の場所では味わえません。
特にテラス席(Outdoor Seating)で、夜風に吹かれながら橋を眺めて飲むビールは格別です。
【保存版】在住者が唸る「神メニュー」5選
ここからは、メニュー選びに迷わせないための「オーダーリスト」です。
Scape Skydeckにはピザやパスタなど多くのメニューがありますが、ここに来てこれを頼まないのは損と言える、5つの「神メニュー」を紹介します。
(※メニュー名や内容は2026年時点の最新情報を元にしていますが、時期により変更の可能性があります)
1. 王者の風格「Surf & Turf(サーフ&ターフ)」

Surf & Turf(サーフ&ターフ)は、Scape Skydeckのメニューの中でも、最も満足度が高く、かつコストパフォーマンスに優れた一皿です。
「Surf(波=シーフード)」と「Turf(芝=牧草=肉)」を組み合わせた、欧米では定番の豪華料理スタイルです。
看板メニューであるベイビーバックリブと、グリルの香ばしさを纏ったエビやイカなどのシーフードが、これでもかと一皿に盛られています。2〜3人でシェアするのに最適なサイズ感です。
濃厚なBBQソースが絡んだお肉と、ガーリックやハーブでシンプルに味付けされたシーフードのコントラストが絶妙です。
グループで食事に行くと、「肉が食べたい人」と「シーフードが食べたい人」に分かれることがよくあります。このメニューはその両方の欲望を一度に叶えてくれます。
テーブルに運ばれてきた瞬間のボリューム感と見た目のインパクトは圧巻で、間違いなくその日のハイライトになります。
2. 肉好きの極み「Angus Rib Eye(アンガス・リブアイ)」

「今日はガッツリと美味い肉を喰らいたい」。そんな気分の時に選ぶべきは、間違いなくこれです。
フィリピンのローカルステーキ店では、肉質が硬かったり、スジが多かったりすることがありますが、Scape Skydeckが扱うのは信頼できる品質のアンガスビーフです。
リブアイ(リブロースの芯の部分)は、赤身の旨味と脂身の甘みのバランスが最も良い部位です。これをシンプルにグリルし、肉本来の味を引き出しています。
オーダー時はぜひ「Medium Rare(ミディアムレア)」と伝えてください。シェフの火入れ技術が高いため、中は美しいロゼ色、外はカリッと香ばしい最高の焼き加減で提供されます。
噛めば噛むほど肉汁(ジュース)が溢れ出します。ソース(グレイビーやペッパーソース等)も付いてきますが、最初は少しの塩だけで肉の味を確かめてみてください。
3. 女性人気No.1「Pan Seared Salmon(パンシアード・サーモン)」

お肉料理が強いScape Skydeckですが、実は魚料理のレベルも非常に高いことはあまり知られていません。
特に女性客や、「昨日はお肉を食べすぎたから今日は少しヘルシーに」という方におすすめなのがこの一品です。
「Pan Seared(パンシアード)」とは、フライパンで表面を強火で焼き付ける調理法のこと。分厚くカットされたサーモンの皮目をパリパリに焼き上げ、身はふっくらと仕上げたグリル料理です。
サーモンのグリルは、火を通しすぎるとパサパサになってしまいがちですが、ここのサーモンは驚くほどしっとりとしています。脂の乗ったサーモンと、添えられたマッシュポテトや温野菜との相性も抜群です。
特製のソースが、サーモンの脂っぽさを中和し、最後までさっぱりといただけます。
4. 不動の定番「Smoked Baby Back Ribs(スモーク・ベイビーバックリブ)」
Surf & Turfにも含まれていますが、このリブは単体(フルサイズ)で頼む価値が十分にある、Scape Skydeckのシグネチャー(看板)メニューです。
豚の背中側の骨付き肉(ベイビーバックリブ)を、長時間かけてじっくりとスモークし、特製の甘辛いBBQソースをたっぷりと塗って焼き上げた一品です。
その柔らかさは感動的です。ナイフを使う必要すらほとんどありません。
口に入れると、スモーキーな香りと、濃厚で甘みのあるソースが口いっぱいに広がります。
5. 夜景のベストパートナー「Signature Cocktails(シグネチャー・カクテル)」

料理が美味しいのはもちろんですが、Scape Skydeckは「Skydeck(スカイデッキ)」、つまりバーでもあります。
店名を冠したオリジナルカクテルや、南国セブらしいマンゴーやパイナップルを使ったトロピカルカクテルが豊富です。もちろん、モヒートやマルガリータといったクラシックな定番メニューも本格的です。
ここのバーテンダーは技術が高く、単に甘いだけのジュースのようなカクテルではなく、食事の邪魔をしない、アルコールとフレーバーのバランスが取れた一杯を提供してくれます。
お酒が苦手な方には、ノンアルコールのモクテルや、フレッシュなフルーツシェイクも充実しているので安心です。
正直なところ、ステーキやリブといった「茶色の料理」だけでは、写真は少し地味になりがちです。
テーブルにカラフルで美しいカクテルが一杯あるだけで、写真の「映え」が劇的に変わります。夜景をバックにカクテルグラスを掲げれば、セブ島旅行のハイライトとなる一枚が撮れるはずです。
その他のScape Skydeckのメニュー
Scape Skydeckはインターナショナル・フュージョン(多国籍料理)のお店だけあって、前菜からデザートまで幅広いラインナップが揃っています。
ざっとカテゴリ別にご紹介します。
前菜・おつまみ(Appetizers)
ビールによく合う「ナチョス(Nachos)」や「カラマレス(イカリング)」、エビのアヒージョ「ガンバス(Gambas)」など、とりあえずの一品には困りません。
サラダ・スープ(Salad & Soup)
定番の「シーザーサラダ」や「カニとマンゴーのサラダ」、濃厚な「マッシュルームスープ」などがあり、コース仕立てで楽しみたい時にも対応できます。
パスタ・ピザ(Pasta & Pizza)
トリュフパスタやカルボナーラ、ボロネーゼなどのパスタ類。ピザはクリスピータイプで、マルゲリータやペパロニなど数種類あります。シェアするのに最適です。
フィリピン料理(Filipino Favorites)
旅行者には嬉しいフィリピンの定番も揃っています。「シシグ(Sisig)」や「クリスピーパタ(豚足の揚げ物)」などがありますが、ローカル食堂とは違う、少し洗練された盛り付けで提供されます。
デザート(Dessert)
食後の「チーズケーキ」や「チョコレートムース」なども用意されています。
最高の時間を過ごすための「座席」と「予約」
Scape Skydeckの人気は年々高まっており、予約なしで行くと、痛い目を見ます。 最高の体験をするためのルールを覚えておいてください。
予約は必須!特に週末は激戦

金曜・土曜の夜は、ローカルの富裕層や観光客で大変混雑します。予約なし(Walk-in)で行くと、満席で断られるか、景色の見えない壁際の席に通される可能性が高いです。
平日であっても、良い席を確保したいなら予約はマストです。
狙い目は「Corner Deck(コーナーデッキ)」

予約時にリクエストできるなら、ぜひ「Corner Deck」または「Railings side (手すり側)」を指定してください。
視界を遮るものがなく、マクタン・マンダウエブリッジと対岸の夜景がパノラマで広がる特等席です。

逆に、「暑いのは絶対に嫌」「汗をかかずに食事したい」という方は、「Indoor Area(屋内席)」を選びましょう。
ガラス張りなので景色も見えますし、エアコンが効いていて快適です。
予約方法は「Facebook Messenger」一択
電話は繋がりにくいことがあるため、公式Facebookページ(Scape Skydeck)のメッセンジャーから連絡するのが最も確実でスムーズです。
英語が苦手でも、以下のテンプレートを使えば簡単です。
【予約メッセージ例文】
Hello, I would like to reserve a table.
- Date: [日付: 例 March 1, 2026]
- Time: [時間: 例 5:30pm]
- Pax: [人数: 例 2 adults]
- Area: Outdoor (Railings side if possible)
- Name: [あなたの名前]
Please confirm. Thank you.
基本情報・アクセス・ドレスコード
最後に、お店に辿り着くまでの重要情報です。
場所と行き方:「Azon(エイゾン)Residences」
場所
Scape Skydeckは、「Azon Residences(エイゾン レジデンス)」というコンドミニアム兼ホテルの屋上にあります。
タクシー/Grabで行く場合
目的地を「Scape Skydeck」に設定すればOKです。 もしドライバーに場所を聞かれたら、「Near Marcelo Fernan Bridge(マルセロフェルナンブリッジの近く)」や「Azon(エイゾン)」と伝えれば99%通じます。
所要時間の目安
- マクタン・セブ国際空港から:約10〜15分
- セブシティ(アヤラモール周辺)から:約30〜45分(夕方の渋滞時は1時間近くかかることもあります)
服装(ドレスコード)について
公式には「スマートカジュアル」とされています。厳格なチェックはありませんが、ビーチサンダルやタンクトップは浮いてしまうので避けましょう。
- 男性:襟付きシャツ(ポロシャツOK)+長ズボン+スニーカーなら完璧。短パンでも綺麗なものならOKです。
- 女性:ワンピースやリゾートウェアなど。屋上のテラス席は風が強い日があるので、広がらない髪型や服装がベターです。
ベストタイム
ズバリ、17:30頃に入店すると良いでしょう。セブ島の日没は年間を通して17:30〜18:00頃です。
少し早めに入店して、夕焼け(サンセット)から夜景へと移り変わる「マジックアワー」を楽しみながら乾杯するのが、Scape Skydeckを最も楽しむ方法です。
まとめ:セブ島の夜、景色も味も諦めないならScape Skydeckへ
ここScape Skydeckなら、目の前に広がる都会的なブリッジビューと、「Surf & Turf」や「Angus Rib Eye」といった絶品グリル料理の両方を楽しめます。
ぜひ次回のディナーは、少しだけおしゃれをして、マクタン島の屋上へ足を運んでみてください。
ガイドブックの写真だけでは伝わらない、最高の夜が待っています。
| 項目 | 詳細情報 |
| 店名 | Scape Skydeck (スケープ スカイデッキ) |
| 場所 | Azon Residences(エイゾン レジデンス)屋上 |
| エリア | マクタン島(マンダウエ市との境界・ニューブリッジ付近) |
| ジャンル | インターナショナル・フュージョン(グリル・イタリアン等) |
| 予算目安 | 1,000〜2,000ペソ / 1名(約2,600〜5,200円) |
| 支払い方法 | 現金・クレジットカード |
| 必食メニュー | Surf & Turf(サーフ&ターフ)、Angus Rib Eye |
| ベストタイム | 17:30(サンセット)〜19:00(夜景) |
| 予約 | 週末は必須(Facebook Messenger推奨) |
| Wi-Fi | あり(スタッフにパスワード確認) |











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