セブ島旅行でセブ島への玄関口となるのが「マクタン・セブ国際空港(Mactan-Cebu International Airport、MCIA)」です。
特にターミナル2は木のアーチを多用した美しいデザインから「世界で最も美しい空港の一つ」とも称されています。
しかし、初めて訪れる空港は何かと不安がつきものですよね。
「空港到着後の流れは?」
「SIMカードはどこで買えるの?」
「セブ市内へのアクセス方法は?」
など、疑問はたくさんあると思います。
この記事では、そんなマクタン・セブ国際空港を徹底的に解説します。
2026年1月現在の最新情報を元に、基本情報から国際線・国内線の利用方法、空港内の便利な施設、市内へのアクセス、そして知っておくと役立つ注意点まで、空港に関する全てをまとめました。
マクタン・セブ空港の基本情報

まずは、マクタン・セブ空港の基本的な情報です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | マクタン・セブ国際空港 (Mactan-Cebu International Airport, MCIA) |
| 空港コード | CEB |
| 所在地 | Lapu-Lapu Airport Rd, Lapu-Lapu City, Cebu, |
| ターミナル情報 | ・ターミナル1 (T1):国内線 ・ターミナル2 (T2):国際線 |
| ターミナル間の移動 | T1とT2は隣接していますが、徒歩での移動は少し距離があります。24時間運行の無料シャトルバスが利用可能です。 |
| 公式ウェブサイト | https://mactancebuairport.com |
マクタン・セブ空港 ターミナル1 (国内線) 利用ガイド

セブ島からマニラ、パラワン島(エルニド、コロン)、シャルガオ島など、フィリピン国内線は全てターミナル1(国内線専用ターミナル)を利用します。
ターミナル1 国内線到着の流れ
国内線で他の島からセブ島(マクタン・セブ国際空港)に到着した場合の流れです。マニラ経由でセブ島にきた方もこのターミナル1利用となります。
ステップ1:飛行機到着
飛行機を降りたら、「Arrivals」および「Baggage Claim」の案内に従って進みます。ターミナル1は比較的コンパクトなので迷いにくいでしょう。
ステップ2:手荷物受取
自分が乗ってきた便名が表示されているターンテーブルで、預けた荷物を受け取ります。
ステップ3:到着ロビーへ

荷物を受け取ったら到着ロビーに出ます。到着ロビーには、セブンイレブン、レストランなどがあります。
到着ロビーに出て、ターミナルを背にして右奥にタクシー乗り場があります。MyBusもここで乗ることができます。
ターミナル1 国内線出発の流れ
セブ島からフィリピン国内の他の都市へ出発する際の流れです。
国際線(ターミナル2)に比べると手続きはシンプルで、所要時間も短めですが、時間に余裕を持って行動しましょう。
最低でも出発時刻の1時間半前には空港に着くようにしましょう。
ステップ1:空港到着 ~ チェックイン

ターミナル1の出発フロアにあります。フライト情報ディスプレイで自分の便名とカウンター番号を確認しましょう。
ターミナル内に入ったら、利用する国内線航空会社(セブパシフィック航空、フィリピン航空、エアアジア・フィリピンなど)のチェックインカウンターへ向かいます。
パスポート(またはフィリピン国内で有効な写真付き身分証明書)と航空券(eチケット控え)を提示し、荷物を預けます。
オンラインチェックインや空港の自動チェックイン機(Kiosk)を利用すると、手続きが迅速に進むことがあります。
事前にオンラインチェックインをしてあり、預け荷物がない場合は、チェックインカウンターには並ぶ必要はありません。
ステップ2:空港利用税(国内線ターミナルフィー)の確認
2026年1月現在、国内線の空港利用税は路線によっても異なりますが、300ペソ程度です。
航空券の料金に含まれていることがほとんどですが、仮に含まれていなかった場合には、チェックイン後に保安検査場へ入る前に専用カウンターで支払う必要があります。
ステップ3:保安検査

チェックイン後、保安検査場です。搭乗券と身分証明書を提示し、機内持ち込み手荷物のX線検査とボディチェックを受けます。
ステップ4:搭乗ゲートへ

保安検査を通過すると、搭乗待合エリア(Pre-Departure Area)に入ります。
ショップ、レストラン、カフェなどがあります。国際線ターミナルより店舗は多く価格も安いです。出発までの時間を過ごすには十分です。
搭乗券に記載されたゲート番号を確認し、ゲート近くで待機します。フライトの遅延やゲート変更がないか、アナウンスやディスプレイに注意しましょう。
搭乗開始のアナウンスがあったら、指示に従って飛行機に搭乗します。
国際線から国内線への乗り継ぎ(ターミナル2→ターミナル1)
日本などの海外から到着し、セブ経由でフィリピン国内の別の都市へ行く場合の乗り継ぎ方法です。
- ターミナル2で入国手続き:ターミナル2で通常の国際線到着手続き(入国審査、手荷物受取、税関)を全て済ませます。
- ターミナル1へ移動:到着ロビーを出たら、ターミナル1へ移動します。無料シャトルバスが運行しています。徒歩でも行けない距離ではありません。
- ターミナル1で国内線出発手続き:ターミナル1に到着したら、上記の「ターミナル1 国内線出発の流れ」にそって、国内線のチェックインを行います。
マクタン・セブ空港 ターミナル2 (国際線) 利用ガイド

日本からセブ島へ、またセブ島から日本へ帰国する際に利用するのが、この木のアーチが美しい国際線専用のターミナル2です。
ターミナル2 国際線 入国の流れ
日本からセブ島へ到着する場合の流れを確認しましょう。第3国からの場合も同様です。
ステップ1:飛行機到着 ~ eTravel登録確認
飛行機を降りたら、「Arrivals」の案内に従って進みます。
eTravelの登録は、フィリピンへの入国に際して義務付けられており、登録を怠ると入国に支障をきたす可能性があります。
以前までの紙の入国カードや税関申告書の提出は不要となりました。
ステップ2:入国審査
「Foreign Passport」または「All Passports」のカウンターに並びます。
パスポートと搭乗券、そしてeTravelのQRコードを提示します。
滞在目的や期間など簡単な質問をされることがあります。
What’s your Purpose of visit?(滞在の目的は何ですか?)
How long will you stay?(どのぐらい滞在しますか?)
Where will you stay?(どこに滞在しますか?)
Vacation(休暇)、Sightseeing(観光)、Travel(旅行)
3 nights(3泊4日)
in 〇〇 hotel(〇〇ホテル)
ステップ3:手荷物受取
自分が乗ってきた便名が表示されているターンテーブルで、預けた荷物を受け取ります。
ステップ4:税関検査
荷物を受け取ったら税関へ。ターンテーブルの目の前にあります。申告するものがある場合は「Goods to Declare」で申告が必要です。
通常、観光客はほぼノーチェックで通過できますが、まれにスタッフに止められ荷物チェックをされることもあります。
フィリピン入国時の主な免税範囲(一般の旅行者の場合)
| 品目 | 免税範囲・条件 |
|---|---|
| フィリピンペソ (現金) | 1人あたり 50,000ペソまで。 |
| 外貨 | 1人あたり 10,000米ドル(または相当額の他国通貨)を超える現金は申告が必要。 |
| タバコ製品 (18歳以上) | 以下いずれか、かつ合計価値が 10,000ペソ以下であること ・紙巻タバコ:400本 (2カートン相当) ・葉巻:50本 ・刻みタバコ:250グラム |
| 酒類 (18歳以上) | 2本まで(各ボトル1リットル以内)。かつ合計価値が 10,000ペソ以下であること。 |
| 個人的な物品・お土産など | 個人的に使用する衣類、化粧品、電子機器(個人使用の範囲内)など。 フィリピン国外で購入した商品で、合計価値が 10,000ペソ以下のもの(関税および税金免除)。 |
ステップ5:到着ロビーへ
税関を通過すると、両替所があり、その後は建物の外に出ることができます。空港で両替したい方は通りすぎないようにしましょう。

外に出れば、到着ロビーです!お迎えの人やツアーガイドとの合流場所です。
ここにはSIMカード販売カウンター、観光案内所、タクシーカウンターなどがあります。
eTravelについて
フィリピンに入国するすべての人が対象です。ビザ、年齢に関わらず乳幼児も含めて一人ずつの登録が必要です。フィリピン到着72時間前から登録可能です。
eTravelの登録は無料です。フィリピン政府の公式ウェブサイトまたは公式モバイルアプリから行います。偽サイトや高額な代行手数料を請求する非公式サイトに注意してください。
公式ウェブサイト: https://etravel.gov.ph/
基本的な登録手順は以下の通りです。
- アカウント作成または個人情報の入力:
- 初めて利用する場合は、メールアドレスやパスワードを設定してアカウントを作成するか、直接個人情報を入力する画面に進みます。
- 「Foreign Passport Holder(外国籍パスポート所持者)」か「Philippine Passport Holder(フィリピン国籍パスポート所持者)」かを選択します。
- 個人情報の入力:パスポート情報(名前、国籍、生年月日、性別、パスポート番号など)、職業、連絡先(電話番号、メールアドレス)などを入力します。
- 渡航情報の入力:
- フィリピンへの到着日、出発国、到着する空港、航空会社名、便名を入力します。
- 渡航目的(観光、ビジネスなど)を選択します。
- 滞在先情報の入力:フィリピンでの滞在先の種類(ホテル、友人宅など)、名称、住所を入力します。
- 税関申告: 持ち込みが規制・禁止されているものに関する質問に回答します。
- 健康状態の申告:
- 過去30日以内に訪問した国・地域を申告します。
- 体調に関する質問(発熱、咳、その他の症状の有無など)に回答します。
- ワクチン接種歴の入力が求められる場合があります。
- 入力内容の確認:入力情報が正しいか最終確認します。誤りがあると入国時に問題が生じる可能性があるため、慎重に確認してください。
- 登録完了とQRコードの取得:
- 登録が完了すると、登録したメールアドレスにeTravelのQRコードが送信されます。登録完了画面でもQRコードが表示されます。
- このQRコードは、フィリピン到着時の入国審査で必要です。スクリーンショット、または印刷して保管しましょう。緑色のQRコードは問題なし、赤色のQRコードは健康チェックが必要など、色によって意味があります。
ターミナル2 国際線 出国の流れ

全ての国際線は、ターミナル2からです。出国の流れを確認しておきましょう。
国際線の場合、最低でも出発時刻の2時間前には空港に着くようにしましょう。
ステップ1:空港到着 ~ チェックイン
フライト情報ディスプレイ(電光掲示板)で自分の便名とカウンター番号を確認しましょう。
利用する航空会社のチェックインカウンターへ向かいます。ターミナル2の出発フロアにあります。
パスポートと航空券(eチケット控え)を提示し、荷物を預けます。この時点で座席の希望などがあれば伝えます。
オンラインチェックインを済ませておくと、専用カウンター「Online Check-in Bag Drop」などでスムーズに手続きできる場合があります。
ステップ2:空港利用税(国際線ターミナルフィー)の確認
2026年時点では、空港利用税の930ペソはどの航空会社の航空券にも、すでに含まれています。
ステップ3:出国審査
チェックイン後、出国審査場へ進みます。パスポート、搭乗券を提示します。
eTravelの出国登録も済ませておきましょう(通常、入国時に登録した情報で出国時も対応可能ですが、最新の規定はご確認ください)。
ステップ4:最終手荷物検査
出国審査後、搭乗ゲートへ向かう前に、機内持ち込み手荷物のX線検査とボディチェックがあります。
液体物の制限(100ml以下の容器に入れ、合計1リットル以下の透明な袋に入れる)などに注意しましょう。ノートパソコンやタブレットはバッグから出すよう指示されます。また、ライターは持ち込みできません。
ステップ5:搭乗ゲートへ

搭乗券に記載されたゲート番号を確認し、ゲートへ向かいます。
出発時刻の30分~1時間前にはゲートに到着しているようにしましょう。搭乗開始のアナウンスに注意してください。
ターミナル2の出発エリア(出国審査後)には、免税店、レストラン、カフェ、ラウンジ、スパがありますので、時間に余裕があれば利用しましょう。
マクタン・セブ空港内の施設・サービス徹底ガイド
マクタン・セブ国際空港には、空港を利用する方に役立つ施設がたくさんあります。ターミナルによって設備や店舗数が異なります。
レストラン・カフェ・フードコート
- ターミナル1(国内線):出発待合エリアにフィリピンの人気ファストフードであるジョリビーやレストラン、カフェ、軽食スタンド、お土産店が多数あります。


- ターミナル2(国際線):出国審査後の制限区域内に、レストランやカフェがあります。フィリピン名物レチョンのレストランもあります。ただし、ターミナル2の制限区域内は、価格はかなり高いです。


お土産・免税店
- ターミナル1(国内線):出発待合エリアにお土産を扱う売店がありますが、国内線ですので免税店はありません。ドライマンゴーなどの定番土産は購入可能です。
- ターミナル2(国際線):出国審査後のエリアに広々とした免税店があります。化粧品、香水、酒類、タバコ、ブランド品、フィリピンのお土産(ドライマンゴー、チョコレート、民芸品、Tシャツなど)もあります。ただし、価格はかなり高いです。市内では100ペソ程度のドライマンゴーが、ここでは300ペソ近くします。



空港ラウンジ
- ターミナル1(国内線):プライオリティパスで利用可能な「プラザ・プレミアム・ラウンジ (Plaza Premium Lounge)」と、フィリピン航空のラウンジ「マブハイラウンジ(Mabuhay Lounge)」があります。
- ターミナル2(国際線):国内線同様、プライオリティパスで利用可能な「プラザ・プレミアム・ラウンジ (Plaza Premium Lounge)」と、フィリピン航空のラウンジ「マブハイラウンジ(Mabuhay Lounge)」があります。

プライオリティ・パスは、世界145以上の国や地域にある1,700ヶ所以上の空港ラウンジを利用できる会員制サービスです。プラチナカード等の一部のクレジットカードには、特典として付帯されています。
喫煙所
- ターミナル1(国内線):出発フロア制限エリア内と、到着後の屋外に1箇所ずつあります。
- ターミナル2(国際線):出発フロア制限エリア内と、到着後の屋外に1箇所ずつあります。


両替所・ATM
ターミナル1(到着・出発エリア)、ターミナル2(到着、出発エリア)に複数あります。ターミナル2の方が数は多いです。24時間営業です。
一般的に空港内の両替所は市内の両替所に比べてレートが若干悪い傾向にありますが、到着後すぐに現金が必要な場合は便利です。
セブ島での両替を考えている方は、レートを考えればここでは少額を両替し、残りは市内のレートの良い両替所を利用するのがおすすめです。
ATMは、至る所に設置されており、国際キャッシング対応のクレジットカードでフィリピンペソを引き出すことも可能です。ATMは設置場所によるレートの違いはありません。


SIMカード
ターミナル2の到着ロビーを出てすぐの場所に、フィリピンの主要キャリアである「Globe(グローブ)」と「Smart(スマート)」のカウンターがあります。
外国人旅行者向けの短期プラン(データ通信+通話・テキスト少々など)が300~1000ペソ程度で購入できます。カードの挿入と設定はスタッフが手伝ってくれます。
空港Wi-Fi
ターミナル1、ターミナル2ともにWi-Fiがあります。無料で利用できます。
ただし公共のWi-Fiですので、使用の際は安全のためにVPNを使うことをおすすめします。

マクタン・セブ空港からの交通アクセス
空港からセブ市内やリゾートエリアへの主な交通手段です。
主にターミナル2の到着ロビー出口付近にカウンターや乗り場が集中していますが、ターミナル1からも利用可能です。
タクシー

空港で乗ることができるタクシーは、4種類あります。
- メータータクシー(白色):数は一番多いです。最も一般的な、従量制のメータータクシーです。
- メータータクシー(黒色):従量制のメーターで、白色タクシーとの違いは車体が綺麗という点です。料金も白色タクシーに比べると2割り増しぐらいとなります。
- メータータクシー(黄色):空港からのみ乗ることができるタクシーで、白色、黒色タクシーに比べると、費用は高めです。
- クーポンタクシー(白色):セブ市内までの定額制のタクシーです。2026年1月時点では635ペソ。メーターを使った場合に比べるとかなり高いです。
料金の目安は、白色のメータータクシーの場合、セブ市内(アヤラモール周辺)まで300~400ペソ程度(交通状況にもよる)。マクタン島内のリゾートエリアなら200~400ペソ程度です。ただし、ドライバーから追加料金を持ちかけられることがあります。
メーターを使用しているか確認すること、またお釣りがないと言われることがあるので小額紙幣を用意しておく、過度な料金を請求された場合は乗車しないなどの対策をしましょう。

配車アプリ (Grab)
日本でもお馴染みのUberのような配車アプリ「Grab」をセブ島で使うことができます。
アプリをダウンロードし、クレジットカード情報またはGrabPay(現金をチャージ)を設定。行き先を入力すると料金が事前に確定し、ドライバーとマッチングされます。
料金が明確で交渉不要、そしてクレジットカード決済できるため現金が不要です。タクシーよりは若干高額となります。
エアポートバス (MyBus)

空港からパークモールを通り、SMシティセブ(大型ショッピングモール)まで運行しています。料金は50ペソ程度と非常にリーズナブルです。
ターミナル1、2の到着エリアにバス停があります。約20~30分間隔で運行しています。
マクタン・セブ空港利用時のQ&A
よくある質問をまとめました。
Q&A
マクタン・セブ空港周辺のホテル情報
早朝便や深夜便を利用する方、トランジットの方には空港近くのホテルが便利です。
空港から徒歩圏内には2つホテルがあります。
ウォーターフロント エアポート ホテル & カジノ マクタン

ターミナル1の向かいにあるホテルです。ターミナル2からも徒歩圏内です。名前の通り、カジノ併設の大型ホテルです。
アエロテル セブ(Aerotel Cebu)
ターミナル2の中にある簡易ホテルです。3時間から利用できるので仮眠を取れますが、3時間3,000ペソ弱と高額です。
マクタン・セブ空港のまとめ
マクタン・セブ国際空港は大きな空港ではないですが、国内線、国際線ごとにターミナルが分かれており、機能的な空港です。
レストランもありますので、セブ島のグルメを楽しむことができます。お土産店も多いので、最後にフィリピンペソを使い切ることができます。
フィリピン入国時には、セブ島到着までにeTravelの事前登録を忘れずに行いましょう。












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