セブ島移住の完全ガイド【2025年最新版】

セブ島移住の完全ガイド【2023年最新版】

セブ島移住に必要な情報をまとめました。

今すぐには難しくても、ゆくゆくは海外で暮らしたいという方も多いと思います。

実はセブ島移住のハードルは高くなく、事前に注意点やデメリットさえ知っていれば失敗することもありません。

他の人気移住先の国とも比較しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

セブ島移住の基礎知識

まずは、セブ島の基本情報を簡単にご紹介します。

詳しい情報やセブ島の観光スポットはこちらの記事をどうぞ。
▶︎【セブ島完全ガイド】旅行者必見!基本情報からオススメ観光地

地理と日本からのアクセス

セブ島は、フィリピン中部に位置するビサヤ諸島の一部です。南北に約225kmと細長い形をしており、マクタン島、オランゴ島など多くの島々に囲まれています。首都マニラからは飛行機で約1時間半の距離にあります。   

日本からのアクセスは比較的良好と言えます。成田国際空港と関西国際空港から直行便が運航されており、所要時間は約4-5時間です。台湾や韓国などを経由する便や、マニラ経由の国内線を利用する方法もあります。

日本との時差はわずか1時間で、日本が1時間進んでいます。サマータイムはありません。

気候は一年中温暖、花粉症もない

セブ島と東京の気温の比較

セブ島の一番のメリットとして、温暖な気候をあげる方が多いです。1年中温暖な気候で、半袖で過ごせます。海にも1年中入れます。

季節は大きく乾季と雨季に分けられます。乾季は一般的に12月から5月で、比較的湿度が低く、晴天の日が多い観光に適したシーズンです。特に2月から5月は降水量が少なく、日差しが強い日が続きます 。  

雨季はに6月から11月です。 雨季でも1日中雨が降ることは稀です。朝や夕方に数分から長くても30分程度の雨がざっと降る程度です。

年間の降水量も東京より少なく、フィリピンというと台風のイメージが強いですが、セブ島に台風がくることは年に1回あるかないかで、実は東京よりも少ないです。

また花粉症がないのも大きなポイントです。

英語が通じる国

フィリピンの公用語は、フィリピノ語(タガログ語がベース)と英語です。しかし、セブ島および周辺のビサヤ地方では、日常会話で最も広く使われているのはセブアノ語(ビサヤ語)です。セブアノ語はフィリピンで2番目に話者数が多い言語とされています 。   

一方で、英語も非常に広く使われています。特にビジネス、教育、観光関連の場面では英語が使われており 、ホテルやショッピングモール、タクシー運転手など、ほとんどのフィリピン人は英語でのコミュニケーションが可能です。

生活に必要なものは、だいたい手に入る

アヤラモールの食料品スーパーRustans
だいたいの物は手に入るので、困ることはまずありませんフィリピンは日本以上にショッピングモールが発達している国です。

日本で一番大きなショッピングモールは埼玉県のイオンレイクタウンですが、それより広いショッピングモールがセブ島には2つあります。

セブ島アヤラモールのダイソー
日本の食材やアイテムも買うことができます。ただし、価格は日本の約2倍です。

ダイソーが4店舗あり、日本で100円のアイテムは88ペソ(約230円)で販売しています。品揃えは日本の小さな店舗と同じような感じです。ただ食料品だけは少ないです。

町屋マートという日本の食料品を中心に薬、日用品などを販売してるお店もあります。ここに買い物に来れば、ほとんどの日本食の材料は揃います。価格は、だいたい日本のスーパーの2倍ぐらいです。

ユニクロは日本の1.3倍ぐらいの価格なので、そこまで高くないです。日本のチェーン店も進出しています。

セブ島に進出している主な大手日本企業
  • ショップ:ユニクロ、ダイソー、資生堂
  • レストラン:ココイチカレー、焼肉ライク、星乃珈琲店、三ツ矢堂製麺、UCCコーヒー、博多一幸舎、ワタミ、やよい軒
  • ホテル:東横イン

最近ではオンラインショップも増えており、最大手はLazadaというサイト。日本の楽天とほぼ同じ感覚で買い物ができます。ほとんどマニラからの配送で早ければ5日、だいたい1週間前後で配達してくれます。

日本のAmazonの海外発送を利用することも可能です。

セブ島で手に入りづらいものは化粧品です。現地のものはありますが、日本製品や品質が高いものが欲しいのであれば日本から持ってくることをおすすめします。

毎日の食事はどうする?

【Lantaw(ランタウ)】マクタン島で1番人気の水上フィリピン料理店
セブ島のほとんどのローカルの食堂は、衛生的とは言い難いですし、野菜も少なく栄養に偏りがあることが多いです。

バンコクのように、毎日食堂でローカルグルメを楽しむことはセブ島では難しいです。

日本食レストランもありますがそれ以上に韓国料理レストランが多くあり、在留の日本人もよく行っています。

日本食材店に行けばたいていの日本食は手に入ります。日本米も買えますので、日本食を自炊することは可能です。

日本の住民票は抜くべき?

海外移住の時に悩むのが、「日本の住民票をどうするか」だと思います。

市町村によって異なりますが、概ね1年以上海外での居住の場合には住民票を抜くことになっています。

住民票を抜いた場合には、次のようなメリットがあります。

  • 住民税の納付免除
  • 国民健康保険料の納付免除
  • 国民年金納付が義務から任意

ただし、その年の1月1日に日本に居住している場合は、年の途中で住民票を抜いてもその年度の住民税は納める必要があります。また国民健康保険が利用できなくなる、マイナンバー返却の必要があるなどのデメリットがあります。

2020年に日本で一律10万円の定額給付金が支給されましたが、住民票をもとに支給されるため住民票を抜いた人は日本人であっても対象外となりました。

デメリットはない?

セブ島移住のデメリットと言えば、自由に街歩きをするのがしづらい点です。歩道が整備されていないところが多いですし、レストランやカフェはモールや大通りに集中しています。

あとはフィリピン料理の人気が低いことと、レストランのレベルがあまり高くないという点です。

2022年からは、ほとんど全ての物価が大幅に上昇していることと、さらには円安で日本円からの両替レートが悪いことも挙げられます。

セブ島の主要エリア紹介

セブ島といっても、そのエリアごとに特徴が異なります。

移住先を選ぶ上で、主要なエリアの特性を理解しておくことが重要です。

セブシティ (Cebu City)

セブ島の政治・経済・文化の中心地です。主要な企業、行政機関、大学、大規模病院などがありします。

アヤラセンター・セブやSMシティ・セブといった大型ショッピングモール、ITパークなどのビジネス地区、歴史的な観光名所(マゼランクロス、サントニーニョ教会など )もセブ市内にあります。

都市的な利便性を求める生活をしたい場合には、最適なエリアです。   

マンダウエ市 (Mandaue City)

セブシティとマクタン島の間に位置し、両エリアへのアクセスが良い便利な立地です。日本食レストランも多く、比較的安価な住居が見つかりやすいエリアです。

マクタン島 (Mactan Island)

マクタン・セブ国際空港があり、多くのリゾートホテル、ビーチ、ダイビングスポットが集まるエリアです。リゾートライフやマリンアクティビティを重視する人に人気があります。

セブ本島とは3本の橋で結ばれています。

セブ島移住の【ビザ・仕事】

移住に必要なビザとは

就労する就労しない
ビザの種類・9G(労働ビザ)
・リタイアメントビザ
・クオータービザ
・オーロラビザ
・9A(短期ビザ)
・リタイアメントビザ
・クオータービザ
・オーロラビザ

就労をするかしないかで、必要なビザは異なります現地就職する場合には、労働ビザ(9G)が一般的です。

就労しない場合は、まずは短期ビザがおすすめです。最初は短期ビザで、将来的にはリタイアメントビザやクオータービザの取得も検討するのがおすすめです。

短期ビザは現地で延長を繰り返せば、最長3年まで滞在可能です。延長はイミグレーションオフィスにて申請料を払うだけと考えてOKです。ただし、運転免許証や銀行口座をすぐ作れないというデメリットはあります。

クオータービザリタイアメントビザ
取得可能年齢20歳〜35歳〜
※2021年6月、50才以上とのアナウンスがあるがコロナ禍での一時的なものか不明
登録手数料個人での取得は実質不可。エージェント費用は200万円ぐらい。1,400USドル(約15万円)
年間手数料700ペソ(約1,500円)360USドル(約4万円)
取得難易度難しい容易
その他取得まで預入金が必要(5万USドル)預入金が必要(2〜5万USドル)

簡単に言うと、クオータービザは永住権リタイアメントビザは長期滞在者向けのビザです。

クオータービザは英語だと「permanent(永久的な)」がつくように、一度取得すれば将来的に永住の権利が保障されます。(更新の必要はあります)ただし、日本人は年間50人までという条件もあり取得は難しいです。

リタイアメントビザは内容は永住権に近いですが、今後のフィリピン政府の決定次第では、この制度自体なくなる可能性がありえることには注意が必要です。取得は、申請料や預入金などの費用を用意できれば難しくありません。

現地就職は難しい?

IT企業コールセンター語学学校オンライン英会話ツアー観光
入社しやすさ
給料
やりがい
勤務体系×
英語力不要〜日常英会話不要日常英会話不要〜日常英会話日常英会話

セブ島で仕事を見つけることは、そこまで難しくありません。日本人の主な現地就職先は日系の会社が多く、コールセンター、語学学校、オンライン英会話、ツアー観光会社などです。ただしツアー会社の場合でも、外国人はツアーガイドとしては働けません。

未経験者であっても採用してくれる会社は多いですし、オンラインで日本から採用面接を受けられるところがほとんどです。現地採用が決まれば、就労ビザは会社が手続きしてくれて取得できます。

未経験者の場合、業種に限らず給料は月に5〜7万ペソ(13.5万〜19万円)ぐらいが一般的です。ここで大きいのが社宅貸与または家賃補助の有無です。フルタイムで就職する場合には、多少の補助がある企業が多いです。給与の額だけでなく、待遇も確認してみてください。

移住時の主なビザの比較表

スクロールできます
ビザ種類主な対象者主要要件例滞在期間/更新就労可否手続き時間/費用目安(参考)
観光ビザ (9A延長)短期滞在者、お試し移住、ビザ申請待機者出国用の航空券最長36ヶ月 (要定期延長)不可比較的短期間/延長毎に費用
SRRV (リタイア)50歳以上の退職者年齢、USD1万-5万の預託金、健康診断、無犯罪証明無期限(要IDカード更新)条件付きで可(要AEP等)数週間~数ヶ月/高額
就労ビザ (9G)現地企業被雇用者雇用主スポンサー、AEP取得雇用契約期間(更新可)可(指定雇用主のみ)数ヶ月/雇用主負担が多い
学生ビザ (9F)正規留学生(大学等)学校からの入学許可就学期間(更新可)不可学校経由で申請/費用あり
結婚移住ビザ (13A)フィリピン人の配偶者法的婚姻証明、経済証明永住(試用期間後)数ヶ月~/費用あり
投資家ビザ (SIRV/9D)大口投資家USD7.5万以上の投資等投資維持限り無期限可(事業経営)数ヶ月~/高額
クオータービザ特殊技能/資本を持つ年間50名/国籍厳しい審査基準永住長期間/高難度/費用あり

フリーランス・ノマドワーカーは?

近年パソコン1つでどこでも働けるという方も増えています。

「就労ビザではなくて短期ビザで、セブ島でノマドとしては働けるのか」と考えている方も多いと思います。もちろんそれでは、セブ島の企業から仕事を受注して、フィリピンペソを稼ぐことはできません。

フィリピンのイミグレーションの判断次第となるので、仕事の内容や働き方によってはグレーゾーンか認められないものかもしれません。

詳しくはフィリピン大使館等に相談してみてください。

セブ島移住の【住居】

おすすめはコンドミニアム

セブ島ITパークのAvida
まずは、コンドミニアムをおすすめします。

賃貸の場合は1年契約が基本ですが、半年から可能な物件もあります。1人用の部屋だと、月2万ペソ(約55,000円)ぐらいが目安になります。

どのような暮らし方をするかによりますが、立地の良いコンドミニアムがおすすめです。人気の場所だと市内ならITパークやアヤラモール周辺、リタイア生活の方はマクタン島の海沿いでゆったり暮らすという方もいらっしゃいます。

セブ島に着いてから探したい場合、最初はホテル暮らしも良いですが、airbnbでコンドミニアムに滞在という方法もおすすめです。実際にコンドミニアムに滞在することで、その物件のメリットやデメリットなどが見えてくると思います。

現地就職する方は、寮があることも多いです。

将来的には一軒家という選択肢も

将来的には一軒家という選択肢も出てくると思います。

ただし外国人である日本人は個人での土地の所有はできません。また、一軒家は探すのが少し難しいです。コンドミニアムと違ってインターネットで検索しても情報が得られにくいからです。

セブ島に慣れてから探してみてください。

セブ島移住の【費用】

物価は高いものと安いものがある

アヤラモールの食料品スーパーMETRO
セブ島の物価は、日本の2/3〜1/2が大まかな目安です。

フィリピン国内またはセブ島で生産できるものは1/2程度ですが、外国からの輸入品は日本以上に高額です。

特に2022年からは物価は急速に上がっています。2020年コロナ前から比較すると平均して1.5倍程度高くなっています。

日本食レストランは、日本とほぼ同じ価格か若干高いことが多いです。日本からの輸入食材が必要なメニューだと日本より高くなります。3食日本食の生活だと、日本での生活以上にお金がかかります。自炊でも日本食品は日本の2倍します。

たまには日本食を食べたくなりますが、3食日本食が良いという方は、セブ島移住が合うのか今一度考えた方が良いかもしれません。やはり日本ほどのクオリティではないですし、メニューにも限りがあります。

外食セブ島日本
ハンバーガーセット(マクドナルド)400円500円
コーヒー(スターバックス)280円360円
ディナー(地元の食堂)150円700円
ディナー(レストラン)1,200円3,000円
カツ丼(日本食レストラン)750円700円
ラーメン(日本食レストラン)1,000円900円
ビール(格安バー)150円500円
ビール(高級バー)400円1,000円
食料品セブ島日本
米1kg140円300円
牛乳1L220円150円
玉ねぎ1kg600円300円
豚肉1kg800円1,200円
輸入品セブ島日本
iPhone15142,500円124,800円
Tシャツ(ユニクロ)730円590円
移動セブ島日本
タクシー(2km)250円820円
タクシー(10km)700円4,000円
路線バス32円200円
娯楽セブ島日本
格安マッサージ(1時間)750円3,000円
映画館870円1,800円

(1ペソ=2.5円で計算)

日本から生活費を持っていく方法

セブ島アヤラモールの両替所Core Pacific
生活費を日本からどうやって持っていくかですが、最初はある程度の日本円を持参することをおすすめします。100万円までは申請の必要なく持ち込めます。

多くのお店でクレジットカードも使えますので、現金とカードの併用も可能です。VISAとマスターカードだけ対応している店舗が多く、JCBやアメックスは使えない場所が多いです。

利便性から観光客向けにはアヤラモール内の両替所をおすすめしますが、移住者でまとまった額を両替するなら「Alco(GoogleMap)」という両替所がおすすめです。

Alcoはセブ島で最もレートの良い両替所の1つで、1万円を両替するとアヤラモールの一番良いお店より300ペソぐらいお得です。個人相手にも両替してくれますが、街中の個人経営の両替所や法人が両替に使うお店なので、混んでいる時にはかなり待つのがデメリットです。

さらに現金が必要になった場合には、海外送金やクレジットカードのキャッシング機能を使うことになります。

海外送金だと、Wise」が最もおすすめです。ただし送り先のフィリピンの銀行口座を持ってる必要があります。

フィリピンの銀行で銀行口座を開設したい場合、通常2種類以上のIDが必要と言われます。パスポートともう1つはフィリピン政府発行のIDです。支店によってはパスポート1つで可能なこともあるので、どうしても銀行口座が欲しい方はいくつかトライしてみてください。

生活費のモデルケース(1人)

セブ島移住の生活費は、1人なら月15万円、2人なら月25万円ぐらいは考えていた方が良いです。家族連れ、お子様連れの場合は節約する生活も難しいので、さらに余裕が必要です。

上記を踏まえた、月々の生活費のモデルケース(あくまで目安)は以下の通りです。

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単身者(節約)単身者(普通)夫婦2人(普通)親子3人(普通、学費除く)
家賃(コンドミニアム)20,000 PHP30,000 PHP40,000 PHP50,000 PHP
水道光熱費(飲料水含む)4,000 PHP6,000 PHP8,000 PHP10,000 PHP
通信費(Wi-Fi, 携帯)2,000 PHP3,000 PHP3,500 PHP4,000 PHP
食費(自炊中心)10,000 PHP15,000 PHP25,000 PHP30,000 PHP
交通費2,000 PHP4,000 PHP6,000 PHP7,000 PHP
交際費・娯楽費3,000 PHP8,000 PHP12,000 PHP15,000 PHP
ビザ更新費(必要な場合)(3,000 PHP)(3,000 PHP)(6,000 PHP)(9,000 PHP)
雑費・予備費4,500 PHP7,000 PHP10,500 PHP13,000 PHP
合計 (PHP)45,500 PHP73,000 PHP105,000 PHP129,000 PHP
合計 (日本円)約 123,000 円約 197,000 円約 284,000 円約 348,000 円
1PHP=2.7円で計算。

セブ島移住の【病院・保険】

日本人が利用する主な病院

セブ島にも大学病院や総合病院があり、在住の日本人が利用しています。日本人スタッフがサポートしてくれるシステムがセブ島にあるので、日本語で診察を受けることも可能です。

ただし、重篤な病気や難しい手術が必要な場合には日本での治療を選ばれる方が多いです。首都マニラにはアメリカに留学したドクターが多数いるような世界水準の病院もありますが、セブ島にはそこまでの水準の病院はありません。

日本人が利用する主な病院
  • セブドクターズ大学病院:セブ市、ベッド数300。最も多くの日本人が利用している大学病院。
  • チョンワホスピタルマンダウエ:マンダウエ市、ベッド数660。
  • UCメディカルセンター:マンダウエ市、ベッド数300。
  • マクタンドクターズホスピタル:マクタン島。
  • エーアールシーホスピタル:マクタン島。

■豆知識:セブ島の病院とは
フィリピンの病院を受診する場合、日本のように医療保険で決められた医療費はありません。病院、ドクターによって料金は異なります。貧しい患者さんには割引をしたり、反対に富裕層や外国人には多めに請求することあります。

また日本の病院とは異なり、少し具合が悪いと「入院して検査しましょう」というのがセブ島での一般的なスタイルです。

アヤラモールの歯医者
歯科受診は保険が使えなことがほとんどなので、自費での支払いです。

セブ島に歯科医院はとても多く、ローカルの歯科から日本以上に綺麗なところまで様々です。日本で保険を使っての3割と同じぐらいの料金です。高いところで4割、安いところで2割ぐらいです。

歯科矯正は日本と比べるとかなり安いです。

医療保険はどうすれば良い?

コロナ禍で今まで以上に医療費が上がっています。特にご年配の方や子連れの方は、保険に加入することをおすすめします。

クレジットカード海外旅行保険現地の医療保険
メリット・費用がかからない・保険のカバー範囲が広い・移住後に加入できる
デメリット・基本的に90日の制限あり
・大病の場合には十分でない
・費用が高い
・セブ島移住前に申し込み必要
・英語での申し込み必要
・保険内容が十分でない

1つ目の方法は、クレジットカードの付帯保険です。カードによって異なりますが、費用がかからないのがメリットですが、基本的にはフィリピン入国後90日という制限と保険内容に制限があります。自動付帯と利用付帯の2種類がありややこしいので、事前に確認が必要です。保障金額は低いのでカバーしきれないこともあります。

2つ目は、海外旅行保険への加入です。費用はかかりますが、最も手厚い保険で、歯科治療をカバーしているものもあります。

3つ目は、現地の保険への加入です。日本で海外旅行保険するより安いですが、英語での加入や手続きが必要なことに加え、保険の内容も必ずしも十分なものではありません。セブ島に移住した後に保険に加入したいという方向けです。

セブ島移住の【教育・学校】

近年、子供の英語教育や国際感覚育成を目的とした親子でのセブ島移住が増加しています。

学校の選択肢として、インターナショナルスクール、私立学校(プライベートスクール)があります。

  • インターナショナルスクール:多国籍な生徒構成で、英語での授業が基本です。設備が充実している学校が多いですが 、学費は比較的高額です。また、英語力が低い生徒向けのESL(英語補習クラス)を提供している学校もあります。   
  • 私立学校:インターナショナルスクールより学費を抑えつつ、英語での教育を受けられることができます。ただし、カリキュラムはフィリピン国内向けが中心で、海外大学進学には別途準備が必要な場合があります。

他の人気移住先との比較

セブ島クアラルンプールバンコクハワイ
住居
言葉
治安
食事
物価×

住居:コンドミニアムはクアラルンプールやバンコクほど物件自体多くありませんが、同じぐらいのレベルだと同等か少し安いです。立地が良い場所でも、セブ島ではあまり高くない点はメリットです。

言葉:フィリピン人同士はビサヤ語という現地語で会話をしていますが、外国人相手には英語で話してくれます。英語力で言えばもちろんハワイの人に軍配が上がりますが、日本人からすればスラングなどを使わずゆっくり話してくれるセブ島の人の英語の方が聞きやすいです。

治安治安が良くないエリアも確かにありますが、移動はタクシーでドアーツードアが基本なのでそういった場所に行く機会ありません。スリや置き引きなど最低限のことには注意が必要です。セブ島ではタクシーのぼったくりもまれです。

食事:フィリピン料理の人気が他の国より低いことに加え、レストランの数・レベルともに劣ります。ただしセブだけでも100軒近い日本食レストランがあります。

物価:ハワイを除いて、他の3都市はあまり大きな差はありません。コンドミニアム、タクシー、マッサージはセブ島が特に安いです。

まとめ

セブ島の気候は一年中温暖、花粉症もない
airbnbやホテル滞在であれば1ヶ月ぐらいからのプチ移住も可能です。まずは1ヶ月ぐらいの短期間で、セブ島が合うかどうか試してみることをおすすめします。

セブ島でもどこに住むか生活がだいぶ変わってきますので、その点だけは注意しながら計画してみてください。

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この記事を書いた人

セブ島のアイランドホッピング「ベスト・オブ・セブ・アイランドホッピング」です。アイランドホッピング情報はもちろん、セブ島の観光・アクティビティ・レストラン情報を発信しています!

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