セブ島で不動産を「買いたい、売りたい」、また「借りたい、貸したい」場合はどうすれば良いのでしょうか?
不動産といってもコンドミニアム以外にもオフィスもありますし、探し方も色々あります。しかし、高額な契約になるため、できれば信頼できる不動産会社を通じて契約したいものです。
そこで今回は、セブ島不動産の基礎知識と日系のおすすめ不動産会社をご紹介します。
セブ島不動産の基礎知識

もそもセブ島の不動産購入、賃借で難しいのはどのような点でしょうか?
- 英語での交渉や契約書の確認が難しい。
- 物件探しが大変。
- セブ島の土地勘がなく、どのエリアが良いか分からない。
- 物件の相場が分からない。
- 支払い方法が分からない。
- 新築の場合、登記簿をいつ受け取れるのか不安。※通常1-2年かかる。
などが挙げられます。
英語が分かれば現地の不動産会社や物件オーナー、新築ならデベロッパーに直接相談質問をすることができますが、英語が難しければハードルは高いと思います。
外国人が買える不動産・買えない不動産
買える不動産 | 買えない不動産 |
---|---|
建物のみ(土地を除く) コンドミニアム | 土地 |
フィリピン(セブ島)では、外国人個人が土地を買うことができません。建物のみであれば所有可能です。また、コンドミニアムの購入も可能です。

不動産会社が必要か?
不動産と一口に言っても、一戸建て、コンドミニアム、事業用オフィス、土地など多岐に渡ります。
必ずしも不動産会社を通した方が良いとも限りません。というのも、不動産会社を通さなければその分安く済みます。
次のような方は、不動産会社を通さない方法も検討しみてください。
- 英語がある程度わかる。
- セブ島に土地勘がある。
- セブ島の不動産事情をわかっている。
- 新築のコンドミニアムでデベロッパーから直接購入する。
- 中古のコンドミニアムでオーナーを自力で探して直接契約する。
いずれにしても、英語がわかるのが必須条件になります。
また、セブ島(フィリピン)の不動産は、日本とは異なる習慣やトラブルが起こることもあります。例えば新築なら完成が年単位で遅れることもありますので注意が必要です。
セブ島不動産会社の基礎知識
日系不動産会社のメリット・デメリット
まずは、日系の不動産会社と、現地フィリピン系の不動産会社を比較してみたいと思います。
日系の不動産会社 | 現地の不動産会社 | |
---|---|---|
日本語での相談 | できる | できない |
日本人の対応 | 慣れている | 慣れていない |
物件数 | 少ない | 多い |
仲介手数料 | 高い | 安い |
現地の日系不動産会社であれば、日本人が日本語で対応してくれるのが最大のメリットです。さらに日本人には難しい点や不安な点も熟知しています。
フィリピンの不動産会社であれば英語でのやり取りとなります。また、日本人が難しい点もメリットしては、日系不動産会社よりも扱う物件は多いですし、仲介手数料も日系不動産会社よりは安いことが多いです。
セブ島専門か、フィリピン全土を扱う不動産会社か
フィリピン全土をカバーしている日系企業もいくつかありますが、そういった不動産会社の本社はマニラにあり、セブ島にはオフィスもない場合がほとんどです。
物件情報もマニラがメインでセブやその他都市の情報は少なく、必ずしもセブ島の情報に精通してるわけではありません。
フィリピンは日本とは違い、マニラと地方では雰囲気や生活環境が大きく異なります。マニラとセブ島では別の言語ですし、街や現地の人の雰囲気も異なります。
セブ島だけでなくフィリピンの他都市も含めて不動産を探しているのであれば、フィリピン全土をカバーしている不動産会社の方が比較しやすいと思います。
すでにセブ島に決めて探しているのであれば、セブ島専門の不動産会社を利用するのがおすすめです。
セブ島専門の不動産会社
セブ島を専門にしている日系不動産会社をご紹介します。
FOR RENT

セブ島のコンドミニアムの賃借を中心に扱っています。
サイトではセブ島の主なコンドミニアムの家賃相場を紹介しており、とても参考になります。
Cebupot

セブ島の情報サイト「Cebupot(セブポット)」の不動産部門。
不動産売買、賃借の紹介やサポートをしています。サイトではコンドミニアムの取材記事、その他セブ島の情報も一緒に得られます。
NISHIDA PROPERTY MANAGEMENT

不動産の購入や売却、賃借のサポートはもちろん、管理メンテナンスもサポートしてくれます。
不動産投資目的の方のサポートも得意としているようです。
セブ島不動産会社のまとめ
セブ島の不動産基礎知識と、おすすめの日系不動産会社をご紹介しました。
セブ島の不動産事情は、日本とは異なるルールや習慣、そしてトラブルもありえます。
特に不動産購入予定の方は、まず一度相談されてみると良いかと思います。