セブ島での移動手段と言えば、基本はタクシーです。日本より安いので、タクシー代は気にせずガンガン乗れます。
この記事をご参考に、セブ島旅行を楽しんで頂ければ幸いです!!
マクタン島の他の交通手段についてはこちらの記事をどうぞ
▶︎【マクタン島・コルドバの移動手段】タクシー・トライシクル・ジプニー
セブ島のタクシーの乗り方
日本のとタクシーと同じです。お客さんは4人まで乗れ、日本と同じように手を挙げて停め、乗車後にメーターに表示された料金を払います。
セブ島には基本はチップの習慣はないですが、数ペソ程度の硬貨はドライバーにあげることが多いです。(フィリピン人同士でも)もちろん、小銭まで入れたお釣りをもらってもOKです。
タクシーを拾える場所
- ショッピングモールや空港のタクシースタンド
- 路上で走っているタクシーを捕まえる
- ホテルで捕まえる
つまり、どこでも拾えます!!
マクタン島のリゾートエリアに行く場合
セブシティから空港へはメーター料金で大丈夫ですが、リゾートホテルエリアへ行く場合はメーター料金のみで行ってくれることはかなりまれです。
大きく分けて、この5つのケースがあります。
- メーターを回して走り出し、メーター料金だけで行ってる。
- メーターを回して走り出し、途中で「遠いからチッププラスして」と言われる。
- 走る前にドライバーがいくら払うか聞いてくる。
- メーターを回さないで走り出す。(これが一番やっかいです)
- 行きたくないと拒否される。
セブ島関連のブログを拝見するとリゾートエリアに行く場合「メーター+&」とか色々紹介されていますが、ズバリ一番おすすめなのは次の方法です!
乗る前にこちらから「シャングリラ500ペソ、OK?」、「アヤラモール400ペソ、OK?」と聞いちゃってください。英語が苦手な人でも難しい会話は必要ありません。メーター+100ペソぐらいの料金が相場です。
これが一番簡単な方法だし、乗る前なのでドライバーと揉める確率が低いです。乗っている間もメーターを気にする必要がないので気が楽だと思います。交渉がうまくいかない場合は「OK! Thank you!」と言って、そのタクシーに乗らなければいいだけです。
ちなみに「セブシティからマクタン」よりも、「マクタンからセブシティ」の方が交渉はしやすいと思います。ドライバーはその後、お客さんを拾いやすいので。デメリットとしては、多少多めに払うことになると言うことです。それでも日本円だと100円、200円程度です。観光客にとってはこの方法が圧倒的に楽です。
セブ島タクシーの種類
ノーマルタクシー | プレミアムタクシー | イエロタクシー | |
---|---|---|---|
車体の色 | 白色 | 黒色 | 黄色 |
料金(ノーマルタクシー100ペソの場合) | 100ペソ | 120ペソ | 140ペソ |
メリット | ・台数が多い ・安い | ・綺麗な車が多い ・大きな車が多い | ・ボッタクリが少ない |
デメリット | ・まれにボッタクリの車がある | ・台数が少ない | ・車はノーマルタクシーと同じ ・高い |
ノーマルタクシー|通常のタクシー
一番多いのがこの通常の白い車体のタクシーです。セブ島を走っている99%はこのタクシーです。
プレミアムタクシー|綺麗で広い車内
2020年末、新たに黒いプレミアムタクシーが誕生しました。
まだまだ台数は少なく、白い普通タクシーの1/100台も走っていないぐらいだと思います。普通のタクシーより高級な車種で、車内も広いです。
初乗り50ペソからで、料金は普通のタクシーに比べ2割増しぐらいです。
イエロータクシー|空港で拾える
「イエロータクシー」や「エアポートタクシー」と呼ばれる黄色いタクシーもあります。
空港のみで拾えるもので、普通の白いタクシーよりサービスが良い・車がキレイと言われています。ただ実際そこまで変わらないです。
初乗り70ペソからで、通常のタクシーより3、4割増しぐらいの料金になります。
一番のメリットは、タクシー乗り場で並ばずにすぐ捕まえられる!ということです。
イエロータクシーであっても、空港でオーバーチャージ(いわゆるぼったくり)をしてくることはあります。したがって白いタクシーがすぐ捕まるのであれば、このイエロータクシーに乗るメリットはないです。
セブ島タクシーの料金(料金表付き)
観光客の方が、よく行く場所の料金まとめました。通常の白いタクシーの料金です。(2023年12月現在、1ペソ=2.7円)
夕方以降の渋滞時は停止時間も加算されて、1.5倍ぐらいの料金になることもあります。
■セブ島のタクシーの料金
- 初乗り:40ペソ(約100円)
- 距離加算:300mごとに3.5ペソ(約8円)
- 距離加算:1kmごとに13.5ペソ(約33円)
- 停止時間:1分ごとに2ペソ(約5円)
初乗りは40ペソで、300m、600m、900m、1km、1.2km、1.5kmでメーターが上がります。例えば、1.5kmの距離なら71ペソ。(混んでいたり、信号待ちの時間が長いと停止時間が加算されます)
セブ島のタクシーの注意点
高額紙幣はお釣りがない
支払い方法は現金のみです。クレジットカードは使えません。よくある事として、1000ペソ札、500ペソ札の高額紙幣は使えないことが多いです。ドライバーはお釣りを持っていません。
なので、タクシーに乗る前は100ペソ札、50ペソ札を事前に用意しておきましょう。レストランなどでは1000ペソ札で払い、お釣りをもらっておくようにすると良いです。
住所や地図は通じないことが多い
だいたいの地名なら伝わりますが、細かい住所を言っても伝わならないケースが多いです。
またフィリピン人ドライバーは地図にものすごく弱いため、ガイドブックやスマホの地図を見せても、まず伝わりません。「わかった」と言ってくれても、間違える可能性大なので気をつけてください(笑)
通りの名前や有名なホテルや公共施設、ショッピングモールでだいたいの場所を伝え、近くなったら自分でナビしましょう。
もしもドライバーと揉めたら支払う
万が一ドライバーと揉めて怒らせてしまったら、相手の言う通りにしましょう。
乗車前ならそれ以上は怒らせずに、乗らなければ良いです。
ボッタクリタクシーがいる場所はここ!
マクタン島だとJパークリゾート前(ホテル前の路上)、セブシティだとSMシティモール近くのベイフロントホテル近くで待っているタクシー、また夜のマンゴーです。
この3箇所で待っているタクシーはボッタクリとして有名です。もちろん全部のタクシーではないですが、半分以上の確率だと思います。Jパークリゾート前だと90%です(笑)。ホテルの中でなく、ホテル前の道で待っているタクシーです。
特に日本人の観光客と見ると、かなりの額を吹っかけてきます。以前Jパーク前で待っているタクシーに話を聞いた時は「日本人だとセブシティまで1,000ペソ」と言ってました。もちろん良ければ1,000ペソを払って乗ってもいいのですが、普通は高くても500ペソ程度です。
ただ一番大事なことは、絶対にドライバーに文句を言ったり、怒らせないこと。乗ってしまって後で揉めた場合には相手の言う金額を払いましょう。
乗った時にメーターが回っているのを確認せず、目的地についた後に高額を請求される場合も同様です。1,000ペソ以上なら流石に払う必要はないかなと思います。黙って1,000ペソ払って降りれば向こうもまず納得します。
それでもどうしても相手が納得しない場合は、自分が泊まっているホテルまで行ってもらい、ホテルのガードマンなどフィリピン人に間に入ってもらうのが良いです。
もしかしたら距離を稼ぐために遠回りしている?
「行きと違う道を通っている」「地図で見ると遠回りしている気がする」と思うことがあります。
実際わざと遠回りするドライバーは、セブ島ではまずいないです。遠回りしているように感じる場合でも、一方通行の道が多いので、実はそのルートが最短ということはよくあります。
ただ、もしかしたら目的地が伝わっていない可能性があるので「目的地の確認」はした方が良いです。
マクタン島・夕方以降のセブシティはタクシーを捕まえるのが大変
セブ島は、平日夕方から夜にかけてはあちらこちらで激しい渋滞が起こります。タクシーもほとんどが乗車中で、路上で捕まえるのはかなり難しくなります。
また、ショッピングモールのタクシー乗り場でも、タクシー待ちの人が多くなります。
- 金曜日
- 給料日(毎月15・30日)かその前後
- 雨
この3つが重ると、夕方以降はタクシーを捕まるのはとても難しくなります。アヤラモールだと30分待ち以上のことも。。。
メーター料金のみで行ってくれない場所がある
セブシティであればメーター料金で行ってくれます。事前にドライバーに料金を聞く必要はありません。
ただ、メーター料金で行ってくれない場所があります。代表的なところだと、
- マクタン島のリゾートエリア
- トップス
です。
メーター料金のみで行ってくれるドライバーももちろんいます!
セブ島でタクシーをチャーターする場合
メーター料金を使わずチャーター(貸切)する方法をご紹介します。
チャーターと言う料金プランがあるわけではないので、応じてくれないタクシーもいます。ドライバーとの直接交渉なので、あくまで料金は目安です。
大事なポイントですが、チャーターの場合料金は先に払わず、必ず後払いにしましょう。また無理に交渉し過ぎず、交渉がまとまらなければ別のタクシーを探してください。
短時間のチャーター
・ランタウ(コルドバ)
マクタン島のコルドバにあるランタウに行く場合も、タクシーのチャーターが便利です。夕飯で行く場合、2、3時間のチャーターで1000から1500ペソ。
▶︎【Lantaw(ランタウ)】セブ島で1番人気の水上フィリピン料理店
・トップス
トップスにあるレストランや展望台に行く場合。片道だとメーター+100から200ペソ程度です。食事中待っていてもらうなら、こちらも2,3時間のチャーターで1,500ペソ弱程度だと思います。
1日チャーター
・オスロブ
1日チャーターで5,000〜7,000ペソ程度。帰り何時までにセブシティに戻ってくるかは、最初に決めた方が良いです。片道か往復かもしっかり確認しましょう。
・モアルボアル
オスロブよりは近いので1日チャーターで5,000ペソ程度です。
セブ島タクシーの口コミ体験談
安心して利用できると思いました
友人と観光に訪れた際利用しました。空港から乗車したのですが、途中で渋滞することもなくスムーズに目的地までたどり着けました。運転手の対応も段取りが良く、こちらの意志が分かっているような感じです。観光客に慣れているような様子がうかがえました。
特にトラブルなどはありません。これからも安心して利用できると思いました。(40代・女性)
時間に余裕をもって行動することをおすすめします
プランテーションベイホテルのカウンターの人に頼んでタクシーを呼んでもらいました。行き先はガイサノグランドモールで、日本のようにすぐに来てくれなくて、数十分待ちました。だから時間目一杯になって呼んでもらわない方がいいです。かなり時間に余裕をもって行動することをおすすめします。
料金は100ペソいかないくらいでした。行き先言って、先に料金聞いておくと良いですよ。(30代・女性)
日本と比べて運転が荒かった
誕生日に旦那とセブ島に旅行いきました。ホテルから飲食店までタクシーに乗りました。料金的には日本円で600円ぐらいでした。もちろん日本語が通じないのでカタコトの英語で話すかツアーのガイドさんに電話をして対応して頂きました。
日本と比べて運転が荒かったのとすぐクラクションを押すので結構うるさいです。トラブルはないですが旅行中のタクシー乗り場でお金くださいと催促してくるひとはいました。(20代・女性)
セブ島のタクシーのまとめ
セブ島のタクシーは安い!しかも台数も多いのでとても便利です。
またセブ島には「Grab(グラブ)」という、ハイヤー手配アプリもあります。日本にもある「UBER」と同じシステムです。UBERも以前はあったのですが、Grabに買収されてサービスが統合されました。タクシーよりは少し料金は高いですが、使いこなすととても便利なアプリです。
今回ご紹介した方法で、快適にセブ島旅行を楽しんでもらえればと思います。
タクシーに乗る前には100ペソ札のご準備をお忘れなく!!
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